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音程とは?

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音程(おんてい、英語: Interval〈インターバル〉)とは、二つの音の高さの隔たりのことである。順次的に鳴る音に対する音程を旋律的音程と呼び、同時に鳴る音に対する音程のことを和声的音程と呼ぶ。いずれにせよ、全音階を構成する8度までの単音程の組み合わせによって、あらゆる音程を構成することができる。注意点としては、音高に隔たりのない二音を「完全1度」と呼ぶので、全音階上で隣り合う二音は1度ではなく2度の関係だということである。

この記事では伝統的な西洋音楽において一般的な、半音を最小単位として構成される音程について記述する。半音より細かい音程、又はそれを含む音程については、微分音を参照のこと。

目次

  • 1 度数
  • 2 音程名
  • 3 「増」「減」「重増」「重減」
  • 4 転回音程
  • 5 譜例
  • 6 全音階的音程と半音階的音程
  • 7 異名同音的音程
  • 8 協和音程・不協和音程
  • 9 周波数比と音程
  • 10 日本語とヨーロッパ主要言語における表現
  • 11 引用文献
  • 12 参考資料
  • 13 参考文献
  • 14 関連項目

度数

音程の基本は、二つの音がどの程度隔たっているのかを、「度」という接尾辞を使って段階的にあらわすことである。

このように両端の音を数えているため、「度数」を普通の計算式で計算できないという事態が生じる。すなわち、3度と4度を加えると6度となる。計算するには「度数は常に1多く唱えられる」と考える。すなわち、計算する前にまず1を減じ、計算後に1を加える。3度と4度の例では ( 3 - 1 ) + ( 4 - 1 ) + 1 である(いわゆる植木算の留意点と同じ)。

音程名

音程を数える接尾辞である「度」は、音程の幅を作る半音の数に応じて、いくつかの基本的な種類を持ち、「完全・短・長・減・増」などの結合辞が付いてはじめて明確な音程になる。

「増」「減」「重増」「重減」

転回音程

音の上下の関係をおきかえることを転回といい、音程を転回することで、その結果生じる音程を転回音程(てんかいおんてい)という。 単音程で原音程と転回音程の度数の関係(2度の転回音程は7度など)は、数を足すと、9になる。 転回による音程の結果は、←→←→重増←→重減(重増2度の転回音程は重減7度など)となる。また完全は転回しても完全である。

譜例

全音階的音程と半音階的音程

音程には、全音階の中に現れる音程とそうでない音程があり、前者を全音階的音程、後者を半音階的音程と呼ぶことがある。すべての完全音程、長音程、短音程と、増4度、減5度が全音階的音程で、それ以外が半音階的音程である。 下に、長音階に現れる各音程の一覧を示した。

【下の音\上の音】
【ド】
【レ】
【ミ】
【ファ】
【ソ】
【ラ】

ド 完全8度 | 長2度 | 長3度 | 完全4度 | 完全5度 | 長6度 | 長7度
レ 短7度 | 完全8度 | 長2度 | 短3度 | 完全4度 | 完全5度 | 長6度
ミ 短6度 | 短7度 | 完全8度 | 短2度 | 短3度 | 完全4度 | 完全5度
ファ 完全5度 | 長6度 | 長7度 | 完全8度 | 長2度 | 長3度 | 増4度
ソ 完全4度 | 完全5度 | 長6度 | 短7度 | 完全8度 | 長2度 | 長3度
ラ 短3度 | 完全4度 | 完全5度 | 短6度 | 短7度 | 完全8度 | 長2度
シ 短2度 | 短3度 | 完全4度 | 減5度 | 短6度 | 短7度 | 完全8度

異名同音的音程

重嬰ロ(B##)音と嬰ハ(C#)音と変ニ(D♭)音などの異名同音は理論的には区別されるが、12平均律においては同じ音となる。 同様に、重増1度と長2度と減3度などの音程は、平均律においては同じ大きさとなる。 このような異名同音的音程は実際の楽曲にあっては、同じ音程と見なすことで、転調の足がかりなどとして活用される。

協和音程・不協和音程

協和の度合いによって音程を分類すると次のようになる。

詳細は「協和音と不協和音」を参照

周波数比と音程

音程とは、物理的には音波周波数比である。人間の耳は、音pと音qの2音の周波数比と、音rと音sの2音の周波数比とが等しければ、p-qの音程とr-sの音程が等しいと感じる。たとえば、440Hzと880Hzの2音の高さの違いと、880Hzと1760Hzの音の高さの違いはどちらも1:2であるから、同じ違いであると認識される(この例はどちらもオクターブ = 完全8度である)。よって、ある音程とある音程とを「加える」ことは、物理的にはそれぞれの周波数比を乗ずることとなる。

西洋音楽では周波数比が単純であればあるほど、より「協和」した音程であると認識されてきた。

しかしながら、西洋音楽で最も実用されている十二平均律にあっては、これらの単純な周波数比は完全1度と完全8度を除けば得ることはできない。例えば、十二平均律での完全5度は

1:2712=1:27121.49831) Italiano (イタリア語) Français (フランス語) Deutsch (ドイツ語) English (英語)
音程 | Intervallum | Intervallo | Intervalle | Intervall | Interval
重増 - | (重増) | - più che aumentato/a (più che eccedente) | - sur-augmenté | doppelt übermäßige - | doubly augmented -
増 - | - augmentur | - aumentato/a (eccedente) | - augmentée | übermäßige - | augmented -
長 - | 完全 - | - maior | - iustus | - maggiore | - giusto/a | - majeure | - juste | große - | rein - | major - | perfect -
短 - | - minor | - minore | - mineure | kleine - | minor -
減 - | - deminutur | - diminuito/a | - diminuée | verminderte - | diminished -
重減 - | (重減) | - più che diminuito/a | - sous-diminué | doppelt verminderte - | doubly diminished -
 | 15度 |  | quintusdecimus |  | quindicesima |  | quinzième |  | quindezime |  | fifteenth
14度 |  | quartusdecimus |  | quattordicesima |  | quatorzième |  | quardezime |  | fourteenth | 
13度 | tertiusdecimus | tredicesima | treizième | tredezime | thirteenth
 | 12度 |  | duodecimus |  | dodicesima |  | douzième |  | duodezime |  | twelfth
11度 | undecimus | undicesima | onzième | undezime | eleventh
10度 |  | decimus |  | decima |  | dixième |  | dezime |  | tenth | 
9度 | nonus | nona | neuvième | none | ninth
 | 8度 |  | octavus |  | ottava |  | octave |  | oktave |  | octave
7度 |  | septimus |  | settima |  | septième |  | septime |  | seventh | 
6度 | sextus | sesta | sixte | sexte | sixth
 | 5度 |  | quintus |  | quinta |  | quinte |  | quinte |  | fifth
4度 | quartus | quarta | quarte | quarte | fourth
3度 |  | tertius |  | terza |  | tierce |  | terz |  | third | 
2度 | secundus | seconda | seconde | sekunde | second
 | 同度 |  | unisonus |  | unisono |  | unisson |  | unisono |  | unison

引用文献

  1. ^ ピストン、デヴォート『和声法 分析と実習』音楽之友社、2006年6月。 ISBN 9784276103214。

参考資料

  1. ^ 和声的音程”. コトバンク. 株式会社 朝日新聞社. 2016年11月20日閲覧。
  2. ^ 音程とは”. コトバンク. 株式会社 朝日新聞社. 2016年11月19日閲覧。

参考文献

  • ピストン、デヴォート『和声法 分析と実習』音楽之友社、2006年6月。 ISBN 9784276103214。
  • 石桁真礼生、末吉保雄『楽典 理論と実習』音楽之友社、2016年。 ISBN 4-276-10000-3。

関連項目

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