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食堂車とは?

フランス オリエント急行食堂車
食堂車からの車窓
2007年 イタリア
カナダ VIA鉄道
カナディアン号食堂車

食堂車(しょくどうしゃ)とは、鉄道客車(鉄道車両)の一種。広義には車内に調理を含む給食設備を設置する車両であることから本項ではビュフェ車などについて、また日本国内とそれ以外の各国についてはそれぞれわけて解説を行う。

目次

  • 1 概要
  • 2 日本の食堂車
    • 2.1 現況
      • 2.1.1 JR東日本
      • 2.1.2 JR西日本
      • 2.1.3 JR四国
      • 2.1.4 JR九州
      • 2.1.5 西武鉄道
      • 2.1.6 近畿日本鉄道
      • 2.1.7 西日本鉄道
      • 2.1.8 地方私鉄・第三セクター鉄道
    • 2.2 構造
      • 2.2.1 全室食堂車
      • 2.2.2 ビュフェ
    • 2.3 連結位置
    • 2.4 歴史
      • 2.4.1 明治から第二次大戦まで
      • 2.4.2 第二次大戦後
      • 2.4.3 1970年代以降
      • 2.4.4 分割民営化以降
      • 2.4.5 新幹線
    • 2.5 JR化後に製造された食堂車
    • 2.6 私鉄の食堂車
  • 3 日本国外の食堂車
    • 3.1 北米
      • 3.1.1 歴史
      • 3.1.2 現状
    • 3.2 ヨーロッパ
    • 3.3 中国
    • 3.4 韓国
    • 3.5 台湾
    • 3.6 ベトナム
    • 3.7 タイ
    • 3.8 インド
    • 3.9 アジアその他
    • 3.10 その他
  • 4 脚注
    • 4.1 注釈
    • 4.2 出典
  • 5 参考文献
  • 6 関連項目
  • 7 外部リンク

概要

多くの場合は、車両全体が給食設備によって占められ客席と調理室を備える。豪華列車のステータスと見なされる場合もあり、特に戦前においては国内外の長距離列車には必ずと言っていいほど連結されていた。逆に普通列車をはじめとする短距離列車には原則として連結されない。

21世紀の現代は、航空機やバスなどの発達による鉄道の地位低下や長距離を短時間で結ぶ高速鉄道の普及、食形態の多様化により、国を問わず連結する列車は減少する傾向にある。

日本の食堂車

「トワイライト・エクスプレス」
ディナー券・食事予約券

調理設備を備えた食堂車は時代とともに数を減らし、2000年に東海道・山陽新幹線「グランドひかり」での営業終了により乗客が予約なしで気軽に出向き注文をする形態が消滅した。厳密にはそれ以降も事前にみどりの窓口や旅行会社などでディナー券・食事予約券を予約購入する完全予約制の夕食時間帯を除いた本州北海道間の寝台特急で残存したが、こちらも2016年までに全廃された。

現在では、食堂車自体は存在するが常時営業しているものはなくツアーによるパッケージも含めて乗車前に食事の予約が必要である。ただし予め車外で調理されたものを電子レンジで加熱するなどして提供する簡易的なビュフェなどの形態は、近鉄が運行する「しまかぜ」などで僅かながら存在する。

JR九州はクルーズトレイン「ななつ星in九州」を運行するに当たり、2013年に食堂車を新製した。食事はツアーのパッケージであるものの新造による食堂車は14年ぶりである。また同列車と前後して、JR東日本「TOHOKU EMOTION」や肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」など風光明媚なローカル線の車窓と食事を楽しむことを目的にした『レストラン列車』が各地で運行を開始するようになった。またそれ以外にも、調理室は設置しないが調理済み食品を搬入することで供食サービスを実施する『観光列車』もJR東日本「きらきらうえつ」「越乃Shu*Kura」・しなの鉄道「ろくもん」のほか広島電鉄樽見鉄道養老鉄道長良川鉄道三陸鉄道えちごトキめき鉄道道南いさりび鉄道などで運行されている。これらの多くは主に地元産食材を使用した料理を提供するほか、有名シェフが手掛けた本格的コース料理を売りにするケースもある。

今後、以下の会社で食堂車付列車の運行を予定。

現況

2019年4月13日時点で、調理設備なしのレストラン列車を含む食堂車を営業する列車について解説を行う。

JR東日本

TOHOKU EMOTION
TOHOKU EMOTION
キハ110系気動車3両を種車に郡山総合車両センターで改造した「新しい東北を発見・体験」することにこだわったジョイフルトレインに分類されるレストラン列車である。
座席車2両と食堂車1両の計3両で編成を組成され、ライブキッチンスペースを持つ2号車がキクシ112-701とされた。
  • キハ111-2+キハ112-2+キハ110-105→キハ111-701+キクシ112-701+キハ110-701
2013年9月より列車全体を「移動するレストラン」として八戸線八戸 - 久慈間1日1往復、久慈行(往路)をランチタイムメニューで八戸行(復路)をティータイムメニューで運転する。全席とも旅行商品(パッケージツアー)として発売しており、団体専用列車としての運行のため市販の時刻表には列車の記載がない。


フルーティア
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クシ718-1+クモハ719-701
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「フルーティア」ロゴ

2015年のふくしまデスティネーションキャンペーンで同年4月25日から磐越西線郡山 - 会津若松間で運転される「フルーティアふくしま」用として仙台車両センター所属の719系電車H27編成を種車に郡山総合車両センターで700番台に改造改番を施工した全室食堂車である。
  • クモハ719-27+クハ718-27→クモハ717-701+クシ718-701
車内では福島県産フルーツを使ったスイーツやドリンク類を提供するが、普通列車に併結される形態のため利用は旅行商品としてのみ発売される。


TRAIN SUITE 四季島
TRAIN SUITE 四季島
2017年5月1日より運行開始。JR東日本のほか一部JR北海道区間への周遊コースも設定。
専用車両による新製10両編成。形式については公式発表はされていないが、6号車にダイニングカーE001-6を組成する。


伊豆クレイル(IZU CRAILE)」
伊豆クレイル
2016年7月16日から小田原 - 伊豆急下田間を土休日に1往復運行される快速列車で、651系電車を改造した座席定員98名/4両編成のジョイフルトレインである。食堂車としての連結ではないが、1・3号車で料理を、バーカウンター・ラウンジを備えたパブリックスペースの2号車で酒類とつまみを提供する。
  • クハ650-1007+モハ650-1007+モハ651-1007+クハ651-1101→クロ650-1007+モハ650-1007+モロ651-1007+クロ651-1101
1・3号車は食事・ドリンクをセットにした旅行商品として販売されているが、4号車のみ一般客向けに販売されており、乗車券・普通列車用指定席グリーン券のみで乗車できるが、全車グリーン車指定席のため定期券青春18きっぷならび北海道&東日本パスでの利用は不可。


JR西日本

花嫁のれん
花嫁のれん
キハ48 4+キハ48 1004を改造し、金沢 - 和倉温泉間で2015年10月3日より運行。内容は運行時間帯により異なるものの和軽食・スイーツ・地酒などが提供される。
食事は要予約で乗車券・指定席特急券と食事券を別々に購入する。食事券なしでの利用も可能。


ベル・モンターニュ・エ・メール (愛称:べるもんた)
ベル・モンターニュ・エ・メール
キハ40 2027を改造し新高岡高岡 - 氷見城端間で2015年10月10日より運行。

車内ではサービスとして、区間限定で「ぷち富山湾鮨セット」に「ほろ酔いセット」もしくは地酒の「飲み比べセット」が提供される。いずれも1ヶ月前から3日前までに着地型ツアーサイト「VISIT富山県」での予約が必要となるが、当日車内で販売する場合もある。食事なしでの乗車も可能だが、全車普通車指定席である。

あめつち
あめつち
キロ47 7005とキロ47 7006を使用。鳥取 - 出雲市間で2018年7月1日より運行。下り列車(鳥取→出雲市)では、「天地御膳 世明(よあけ)」・「大江ノ郷(おおえのさと)スイーツセット」が、上り列車(出雲市→鳥取)では、「山陰の酒と肴(さかな)」・「松江の和菓子詰合せ」が提供される。いずれも1ヶ月前から4日前までに、日本旅行またはそれぞれの製造元への予約が必要。食事なしでの乗車も可能だが、全車グリーン車指定席であるため青春18きっぷでは乗車は不可。


La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)
La Malle de Bois
クモハ213 4とクハ212 4を改造したクモロ213 7004とクロ212 7004を使用。2016年4月9日より運行。岡山 - 宇野尾道琴平間で運行される。車内販売カウンターで、地ビールやリキュールなどのアルコール類やソフトドリンク類に加え、数量限定で「岡山ばら寿司旅の小箱」ならびに「旅するせとうちスイーツBOX」が提供される。なお後者については要予約制で、乗車の1ヶ月前から2日前までにJR西日本・JR四国の主要駅のみどりの窓口で引換券の購入が必要となる。食事なしでの乗車も可能だが、全車グリーン車指定席であるため青春18きっぷでは乗車は不可。


○○のはなし
○○のはなし
キハ47 1107・46 を改造したキハ47 7003・7004使用(「みすゞ潮彩」より再改造。)新下関 - 東萩間で2017年8月5日より運行。上り列車(新下関→東萩)では「夢のはなし弁当」もしくは「長門おとずれ弁当」が、下り列車(東萩→新下関)では「萩のおつまみセット」ならびに「萩のスイーツセット」が提供される。いずれも乗車の1ヶ月前から3日前までにそれぞれの販売元へ予約が必要。その他、販売カウンターで地酒・地ビールのアルコール類や特産品を使用したソフトドリンク類も提供されている。食事なしでの乗車も可能だが、全車普通車指定席である。


TWILIGHT EXPRESS 瑞風
TWILIGHT EXPRESS 瑞風
2017年6月17日運行開始。
専用車両による10両編成で6号車に食堂車キシ86-1を組成。


JR四国

以下の2列車が運行される。いずれも食事は予約制ため食事なしでの乗車も可能だが、全車グリーン車指定席のため乗車券のほか、普通列車用指定席グリーン券(「伊予灘ものがたり」)/特急列車用指定席グリーン券(「四国まんなか千年ものがたり」)が必要となり、青春18きっぷでは乗車は不可。

伊予灘ものがたり
伊予灘ものがたり
2014年7月より予讃線松山 - 伊予大洲八幡浜間で運行。食事は事前予約のデリバリーかオードブルで車内での調理は行わないため車両形式はキロ47形である。
  • キハ47 501+キハ47 1501→キロ47 1401+キロ47 1402


四国まんなか千年ものがたり
四国まんなか千年ものがたり
2017年4月1日より土讃線多度津 - 大歩危駅間で運行。食事は事前予約のデリバリーのみで車内での調理は行わないため車両形式はキロ185形・キロ186形である。大歩危行きは「そらの郷紀行」としてさぬきこだわり食材の洋風料理を、多度津行きは「しあわせの郷紀行」としておとなの遊山箱を、それぞれ提供する。2号車にはダイニングカウンターを設置しており、アルコール類を含むドリンクなどを販売している。


JR九州

ななつ星in九州
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マシフ77-7002
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マイ77-7001

九州内の自然・食・温泉・歴史などを楽しむことを目的とした観光寝台列車(クルーズトレイン)。2号車にダイニングカー「木星」マシフ77-7002を連結するほか、1号車のラウンジカー「ブルームーン」マイ77-7001も食事時間はダイニングとして使用し、九州各地の食材を使用した郷土料理を提供する。3泊4日コースと1泊2日コースをそれぞれ週に1回ずつ運行することから以前の「トワイライトエクスプレス」同様に朝昼夕の3食を提供する。
また、2014年現在運転されている日本の食堂車では朝食は「カジュアル」、昼食やティータイムはスマートカジュアル、夕食はセミフォーマルのドレスコードが唯一適用される。


JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」
JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」
JR九州の観光列車「D&S列車」第10弾で地元食材を使用したスイーツを楽しむことをコンセプトに2015年8月8日から大分 - 日田間および佐世保 - 長崎間で運行開始したレストラン列車。充当車両は2011年4月30日付でJR四国で廃車後に譲渡された元徳島運転所所属のキハ47形2両を車籍復活の上で2012年に小倉総合車両センターで改造施工により落成した。
  • キハ47 176+キハ47 1505→キロシ47 9176+キロシ47 3505
また本列車には以下の人物が関与する。
  • レシピ監修:成澤由浩 - レストラン『NARISAWA』(港区南青山)オーナーシェフ
  • 車両原案:原信太郎 - 元コクヨ専務。著名な鉄道模型愛好家で、デザインベースとなる模型を製作。
  • 車両監修:原健人 - 原信太郎の次男で原鉄道模型博物館副館長。
  • デザイン・設計 - 水戸岡鋭治
利用に際してはJR九州や大手旅行会社の旅行商品としてのみ発売される。


ゆふいんの森
キハ72 3
同列車に充当されるキハ71系では2号車のキハ70 1に、キハ72系では3号車のキハ72 3にビュフェを設置する。大型時刻表でもビュフェ記号は付帯するが、飲食スペースはなく実質は売店のため提供メニューは地ビールなどの飲料やおつまみ主体であり、食事については駅弁と軽食に限られる。このため食堂車を示す車両記号シは使用されず、全室普通車のキハである。
かつては鹿児島本線特急「つばめ」と共用するカレーライスパスタなどの食事メニューも提供していたが徐々に縮小。2010年12月31日には「あんかけ堅焼きそば」を販売する程度となり、その後は博多駅駅弁業者寿軒廃業に関連して販売中止。九州新幹線全線開業に伴い2011年3月12日から「和風オムライス」で販売再開したが、2018年現在は「ゆふいんの森弁当」「ゆふいんわっぱ」のみが販売される。


A列車で行こう
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キハ185-4
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A-TRAIN BAR

熊本車両センター所属のキハ185-4を改造したカウンター形式バー「A-TRAIN BAR」を設置。ビールやハイボールのほか、限定のオリジナルカクテルなどといったアルコール類を提供する。

SL人吉
2号車のオハ50 701にビュフェを設置。「ゆふいんの森」と同様に実質は売店であり弁当や軽食を販売する。


西武鉄道

「旅するレストラン 52席の至福」
旅するレストラン 52席の至福
総合車両製作所横浜事業所で4000系4009編成を改造して、2016年4月17日より指定日に池袋 - 西武秩父間で運行する。ウェブサイトからの完全予約制で、「ブランチコース」と「ディナーコース」があり、料金・提供メニューが異なる。また、利用は2人以上のグループが前提である。
私鉄における本格的食堂車は1963年に製造された伊豆急行サシ191以来53年ぶり、大手私鉄では1924年に製造された南海電気鉄道電7系電付6形以来92年ぶりである。

近畿日本鉄道

「しまかぜ」
2013年3月21日より大阪難波近鉄名古屋 - 賢島間で営業運転を開始した50000系電車特急「しまかぜ」4号車に組成されるダブルデッカー車サ50400形は、車内販売準備室・厨房を設置するカフェテリア車である。
同車では海の幸ピラフ・松阪牛カレーライス・うな重などの食事を提供するが、近鉄特急で供食サービスを実施するのは12000系「スナックカー」・18400系(ミニスナックカー)以来であるほか、レストラン列車ではないので利用は運賃・特急料金・特別車両料金を支払えば予約なしで可能。
当初製造された第1編成(サ50401)・第2編成(サ50402)と2014年に増備された第3編成(サ50403)では2階部分内装に差異が存在するが、いずれも1階座席も含めてテーブルが伊勢湾側の窓に設置され展望しながらの食事が可能な構造である。なお第3編成の増備により2014年10月10日からは京都発着列車の運転も開始された。


「青の交響曲」
近鉄16200系「青の交響曲」
6200系電車を改造した16200系を使用し、2016年9月10日より南大阪線吉野線で運行を開始。2号車のモ16251に供食サービスを行う高級ホテルのバーをイメージしたバーラウンジとスペースを設置し、沿線の特産品であるワインや地酒などのアルコール類・柿の葉寿司・ごま豆腐・チーズ・スイーツなどの軽食を提供する。
レストラン列車ではないので運賃・特急料金・特別車両料金を支払えば予約なしで利用可能。


西日本鉄道

「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」
西鉄6050形電車3両1編成を改造し、2019年3月23日より大牟田線西鉄福岡(天神)駅 - 大牟田駅間で運行。地元の農産物を使用したランチまたはディナーコースを設定。車内には電気式の窯が設置され、ピザが調理される。

地方私鉄・第三セクター鉄道

いすみ鉄道「レストラン・キハ」
JR西日本から譲渡されたキハ28 2346や新造の気動車「ムーミン列車」を観光用目的で食堂車として運用する。
クロスシートの半分をテーブルで覆いカレー列車・伊勢海老特急・刺身列車・イタリアランチクルーズなど後述する大正ロマン号と同じスタイルで提供するが、調理室を持たず、調理済みの料理を搬入する形態のため厳密な意味での食堂車ではない。


小湊鐵道「懐石列車」
養老渓谷 - 五井間で毎月中旬の2日間に運行されるレストラン列車。要予約。懐石料理を提供するが、車内で調理せず、完成した料理を持ち込む形式となる。


伊豆急行THE ROYAL EXPRESS
2100系電車5次車を改造。全席予約制で、JR東日本の東海道本線・伊東線に乗り入れて横浜駅 - 伊豆急下田駅間で運行され、宿泊つきのコース「クルーズプラン」と日帰りの「食事付き乗車プラン」がある。
伊豆急行の食堂車としては開業時に運行された「スコールカー」以来となる。


富士急行「富士山ビュー特急」
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富士急行8500系
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1号車車内

2016年4月28日より8500系電車で運行開始。土日祝日運行3往復のうち2往復はスイーツプラン設定列車となり、要予約の1号車特別車両でスイーツやドリンクを提供する。


あいの風とやま鉄道「一万三千尺物語」
413系電車を改造し、寿司などの和食を提供する。2019年4月6日の運行開始時点では、寿司をメインとした富山駅泊駅間の「富山湾鮨コース」と、和風懐石料理を提供する富山駅・黒部駅間の「懐石料理コース」が設定されている。


のと鉄道「のと里山里海」
のと里山里海
2015年4月29日よりNT300形を使用し運行開始。休日運行の「ゆったりコース」ではスイーツ・寿司・地酒などを提供する(提供内容は便により異なる)。車内での調理はおこなわない。
食事を利用する場合は食事付きプランを申し込む必要があるが、運賃と座席指定券を購入すれば食事なしでの利用も可能。飲料などの販売もある。


明知鉄道大正ロマン号
2011年3月12日より運行を開始。定期急行列車「大正ロマン号」の下り明智行きのみイベント用車両を食堂車として増結する。料理の内容は時期により異なる。ただし食堂車の予約が最少催行人数に満たない場合は一般車のみの運転となる。
食事は要予約。食事を利用しない場合、併結される一般車には運賃のみで乗車可能。


北近畿タンゴ鉄道「丹後くろまつ」
KTR707「丹後くろまつ」
2013年4月14日から運行が開始された座席定員制列車「丹後あかまつ・丹後あおまつ」に充当されるKTR702・708と統一した水戸岡鋭治によるデザイン・モチーフならびに「『海の京都』の走るダイニングルーム」をコンセプトに、KTR707へ木材を多用した内装への改装およびキッチンやサービスカウンターを設置するなどの改造を施工し、2014年5月25日から運行を開始したレストラン列車。全席インターネットでの予約制でスイーツ・ランチ・地酒などのコース料理を提供する。


平成筑豊鉄道「ことこと列車」
400形の401・402を改造(デザインは水戸岡鋭治)。直方駅行橋駅間で2019年3月21日より運行され、フランス料理が提供される。後述の肥薩おれんじ鉄道同様に、食堂車運行開始に合わせて田川伊田駅にマルシェを設置している。


肥薩おれんじ鉄道おれんじ食堂
HSOR-114「おれんじ食堂」
2013年3月24日より、HSOR-114・116を改造して供食設備を追加した観光列車「おれんじ食堂(Orange restaurant express)」を運行している。この列車では提供する料理のメインディッシュは沿線業者からのデリバリーであるが、米飯やスープは車内で調理する。
食事を利用する場合は食事付きプランを申し込む必要があるが、運賃と座席指定券を購入すれば食事なしでの利用も可能。


構造

狭義での食堂車・ダイニングカーは、レストラン並みの料理を調理・供給できる調理設備と、接客に充分なテーブル席を備えるものを指す。広義には簡易食堂車であり、一般の座席車との合造となっている場合が主流の「ビュフェ」も食堂車に含められる。

車両記号は国鉄・JR在来線において、食堂車・ビュフェとも「シ」で表記される。

全室食堂車

オシ17 2055
ナシ20 24
手前の小さな窓側が調理室
奥の大きな窓が食堂
サシ489-4
左側が食堂 右側が調理室
右側ドアは食堂従業員用出入口
キシ80 26
左側が食堂 右側が調理室
キサシ180-10
(上)非公式側 (下)公式側

全室食堂車は車内を2部屋に区切り、一方の部屋は本格的な調理設備を設置した調理室とし、他方の部屋はテーブル席を備えた食堂とする形態が一般的である。

客車の食堂車は明治末期から大正中期まで車体長17m級の2軸ボギー客車と20m級の3軸ボギー客車が混在、食堂の客席配置も洋食堂車と和食堂車で異なるなどの違いがあったが、大正末期に製造されたオシ27700形以降20m級3軸ボギー車、食堂の客席配置は4人席と2人席を備えた定員30名が標準になり、鋼製客車への移行後もこの形態が踏襲されたが、戦後初の新製食堂車であるマシ35形からは20m級2軸ボギー車になった。1956年に登場した10系客車のオシ17形では、車体幅が拡張されたことで車内レイアウトが見直され、客席のテーブルを4人掛けとして定員40名に増加し、それ以後の食堂車でもこの配置であった。なお、食堂内には1936年に製造されたマシ38形で車輪の回転を動力源にした冷房装置が設けられ、マシ35形も同様の冷房を備えたが、この方式は動作に問題も多かったことからオシ17形ではエンジン駆動の冷房装置になった。

厨房内の調理設備は食堂車の誕生以来1950年代まで石炭レンジと氷冷蔵庫を主に使用していた。マシ35形の姉妹形式であるカシ36形では調理室の電化が図られ電気レンジや電気冷蔵庫を装備したが、電力発生量が充分ではなく故障が多かったことから、マシ35形と同じ設備へ改修して編入した。また、オシ17形も調理設備に関しては、石炭レンジや氷冷蔵庫といった旧式の設備を踏襲した。

電化調理設備の実用化と冷房設備の電動化は、電源車からの集中給電方式を採用し固定編成を前提とした20系客車のナシ20形で完成された。その後、分散電源方式を採用した14系客車のオシ14形、さらに再び集中電源方式に変更された24系客車のオシ24形に基本設計は踏襲された。

電車特急用食堂車は、151系電車のサシ151形が基本的には既に登場していたナシ20形をベースに当初より完全電化として設計された。大量に電力を消費をすることから、自車に70KVAの電動発電機(MG)を搭載した。また回送運転台を客室側妻面に設け、編成組成上の要とされた。従業員用トイレも設け、業務環境を改善した。のちに開発・製造されたサシ481・489・581形でも基本設計は踏襲されたが、サシ151形の使用実績を基に回送運転台が調理室側妻面にも増設された。

気動車特急用食堂車は、第1次製造分となったキサシ80形では走行用エンジンを搭載しなかったために数々の問題が露呈した。本件については国鉄キハ80系気動車#キハ82系(1961年 - 1967年)を参照のこと。

製造期間が長期にわたったために、途中でテーブル・椅子のFRP化などの改良が行われたほか、客車ではオシ14形以降、電車ではサシ181形100番台・サシ481-15以降・サシ489形・サシ581形、気動車ではキシ80 37とキサシ180形が、複層ガラスの間に手巻き式のブラインド(ベネシャンブラインド)をはめ込んだ方式に変更され、従来のカーテンは廃止された。また、初期に製造された電車・気動車の食堂車には、食堂出入口ドアの上部に列車位置表示器が取付けられたが、1964年以降の製造車からは廃止された。

また寝台急行列車用に製造されたオシ16形は、全室食堂車でありながら寝台設営・解体時の避難場所と言う位置づけも兼ねた「フリースペース」に準ずる扱いから、ビュフェとした車両である。

ビュフェ

モハシ150形 ビュフェ

ビュフェでは基本的に半分程度が簡易食堂であり、もう半分は一般の座席を配置した客室であるが、例外としてオシ16では全室がビュフェのスペースである

食堂内にカウンターテーブルがあり、カウンター内部に電子レンジや冷蔵ケースなどの簡易な調理設備を設置している。カウンターの向かい側の窓際には進行方向と平行にテーブルを設置している。調理設備が少ないためメニューは軽食に限られ、飲食スペースは狭く立食スタイルが一般的で、カウンターに椅子すらない場合もあり、カウンター席があってもその数は少ない。

1958年に登場した国鉄初の電車特急「こだま」では、試作要素もあったために当初は半室食堂車のビュフェ(モハシ20→150形)とされた。このコンセプトは1960年6月に153系急行形電車で運行を開始した東京 - 大阪間の急行「せっつ」用に製造されたサハシ153形に引き継がれ、以後

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出典:wikipedia
2020/02/21 09:14

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