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2012年のセントラル・リーグクライマックスシリーズとは?

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2012年のセントラル・リーグクライマックスシリーズは、2012年10月に開催された、日本プロ野球セントラル・リーグクライマックスシリーズである。

目次

  • 1 概要
    • 1.1 ファーストステージ
    • 1.2 ファイナルステージ
    • 1.3 トーナメント表
  • 2 試合経過等
    • 2.1 ファーストステージ
      • 2.1.1 第1戦(10月13日)
      • 2.1.2 第2戦(10月14日)
      • 2.1.3 第3戦(10月15日)
    • 2.2 ファイナルステージ
      • 2.2.1 第1戦(10月17日)
      • 2.2.2 第2戦(10月18日)
      • 2.2.3 第3戦(10月19日)
      • 2.2.4 第4戦(10月20日)
      • 2.2.5 第5戦(10月21日)
      • 2.2.6 第6戦(10月22日)
  • 3 表彰選手
  • 4 テレビ・ラジオ放送
    • 4.1 テレビ放送
      • 4.1.1 ファーストステージ放送日程
      • 4.1.2 ファイナルステージ放送日程
    • 4.2 ラジオ放送
      • 4.2.1 ファーストステージ放送日程
      • 4.2.2 ファイナルステージ放送日程
  • 5 脚注
  • 6 関連項目

概要

クライマックスシリーズは、日本選手権シリーズの出場権を懸けたプレーオフトーナメントである。

クライマックスシリーズ#実施方式」も参照

出場チームはレギュラーシーズンの順位こそ異なるが、前年度と同じ3球団となった。同年のレギュラーシーズンで実施した節電のための「3時間半打ち切りルール」、および予告先発制度は採用されなかった。

同年のファーストステージ第1戦・第2戦はデーゲームとして開催され、クライマックス・セにおけるデーゲームは、2010年ファーストステージ第1戦・第2戦以来2年ぶりであった。

ファーストステージ

2012年度レギュラーシーズン第2位の中日ドラゴンズと第3位の東京ヤクルトスワローズが3戦2勝先取制で争い、勝者がファイナルステージに進出した。

会期:10月13日から10月15日(予備日:10月16日 - 16日までにすべての試合が消化できない場合は打ち切り) 球場:ナゴヤドーム

ファイナルステージ

2012年度レギュラーシーズン第1位の読売ジャイアンツ(1勝分のアドバンテージが与えられる)とファーストステージ勝者の中日ドラゴンズが6戦4勝先取制で争い、勝者がコナミ日本シリーズ2012への出場権を得た。

会期:10月17日から10月22日(予備日:10月23日・10月24日 - 24日までにすべての試合が消化できない場合は打ち切り)

球場:東京ドーム

ファイナルステージ限定で伊藤ハムが冠スポンサーとなり、「伊藤ハム クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」として開催され、冠特別協賛とは別に、モブキャストも協賛スポンサーに加わった。

巨人はシーズン終盤に杉内が離脱し、第5戦では内海、第6戦ではホールトンが、それぞれ中3日で先発。僅差の連勝と連敗が続いたためリリーフ投手も連日登板。 中日もシーズン終盤にエース・吉見と左腕のソトが故障し、ファーストステージ第1戦の勝利投手・中田賢が登板後に肩の違和感を訴えた。

トーナメント表

 | 1stステージ(準決勝) |  | ファイナルステージ(決勝)
 |  |  |  |  |  | 
 |  |  | 

 |  | 
 |  |  | (6戦4勝制)
東京ドーム
 |  |  |  | 
 | 巨人 | ☆●●●○○○
 | (3戦2勝制)
ナゴヤドーム |  | 
 |  |  | 中日 | ★○○○●●●
 | 中日 | ○●○ |  | 

 | ヤクルト | ●○● |  |  | 
 | 
 |  |  | 

 |  | 

☆・★=ファイナルステージのアドバンテージによる1勝・1敗分

試合経過等

ファーストステージ

第1戦(10月13日)

○中日 6 ‐ 1 ヤクルト●(ナゴヤドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 【1
5 | 0
中日 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | X 【6
11 | 0
  1. (中日1勝0敗)
  2. ヤ : ●石川(4回)‐ ロマン(2回)‐ 日高(0回0/3)‐ 松岡(1回)‐ 七條(1回)
  3. 中 : ○中田賢(5回)‐ H田島(1回1/3)‐ H浅尾(0回2/3)‐ ソーサ(0回2/3)‐ S山井(1回1/3)
  4. : 中田賢(1勝) : 石川(1敗) S: 山井(1S)
  5. : ヤ – バレンティン1号(7回1点・田島) 中 – 和田1号(4回2点・石川)
  6. 審判:球審…木内、塁審…中村(1B)、良川(2B)、有隅(3B)、外審…杉本(LL)、(RL)
  7. 開始:14時00分 観衆:31,146人 時間:3時間11分

オーダー

【ヤクルト】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 雄平
 | 打中 | 上田
2 | [二] | 田中浩
3 | [左] | ミレッジ
4 | [右] | バレンティン
5 | [遊] | 川端
6 | [三] | 宮本
7 | [一] | 畠山
8 | [捕] | 相川
9 | [投] | 石川
 | 打 | 藤本
 | 投 | ロマン
 | 打 | 福地
 | 投 | 日高
 | 投 | 松岡
 | 投 | 七條
 | 打 | 武内
 | 
【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [三]一 | 森野
4 | [一] | ブランコ
 | 投 | ソーサ
 | 投 | 山井
5 | [左] | 和田
 | 走左 | 英智
6 | [遊] | 井端
7 | [右] | 堂上剛
 | 走右 | 平田
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 中田賢
 | 打 | 山崎
 | 投 | 田島
 | 投 | 浅尾
 | 三 | 堂上直


中日が11安打6得点で快勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

中日は4回裏無死一塁から和田の2点本塁打で先制すると、6回裏には二死二塁から堂上剛の適時打で追加点を挙げ、7回裏には一死満塁から和田の適時打などで3点を奪ってダメ押しした。

中日先発の中田賢は5回を投げて被安打3・無四球・無失点。4投手の継投でヤクルトを封じた。

ヤクルトは先発・石川が制球に苦しむ投球で先制を許し、ロマン・日高・松岡の中継ぎ陣もそれぞれ失点。反撃もバレンティンのソロ本塁打の1点のみに終わり、後がなくなった。

第2戦(10月14日)

●中日 0 ‐ 1 ヤクルト○(ナゴヤドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 【1
5 | 0
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 【0
5 | 1
  1. (中日1勝1敗)
  2. ヤ : ○館山(6回)‐ H押本(0回2/3)‐ H赤川(0回1/3)‐ Sバーネット(2回)
  3. 中 : ●山内(5回)‐ 田島(1回)‐ 浅尾(1回)‐ 山井(1回)‐ 岩瀬(1回)
  4. : 館山(1勝) : 山内(1敗)
  5. : ヤ – バレンティン2号(4回1点・山内)
  6. 審判:球審…有隅、塁審…良川(1B)、杉本(2B)、森(3B)、外審…木内(LL)、中村(RL)
  7. 開始:14時01分 観衆:33,852人 時間:3時間26分

オーダー

【ヤクルト】

【打順】
【守備】
選手
1 | [左] | ミレッジ
 | 投 | 押本
 | 投 | 赤川
 | 左 | 福地
2 | [中] | 上田
3 | [三] | 宮本
4 | [右] | バレンティン
5 | [遊] | 川端
6 | [一] | 畠山
 | 投 | バーネット
7 | [二] | 田中浩
8 | [捕] | 相川
9 | [投] | 館山
 | 打左一 | 武内
 | 
【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [三] | 森野
4 | [一] | ブランコ
5 | [左] | 和田
6 | [遊] | 井端
7 | [右] | 堂上剛
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 山内
 | 打 | 野本
 | 投 | 田島
 | 投 | 浅尾
 | 打 | 山崎
 | 投 | 山井
 | 投 | 岩瀬
 | 打 | 平田


ヤクルトが最少得点差を守りきる完封リレーで、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

ヤクルトは4回表、この回先頭打者のバレンティンが2試合連続となるソロ本塁打を放って先制した。ヤクルト先発の館山は6回を投げて被安打4、4四球を与えながらも無失点の好投。更に3番手に第3戦の先発も予想された赤川を使い、守護神・バーネットを8回から投入する継投で、勝利をものにした。

中日は先発・山内が5回を被安打4・1失点と試合を作る投球をしたが、打線はチーム5安打の内、1番・大島が4安打をマークしたものの、大島・井端以外が揃って無安打に終わり、レギュラーシーズンで4敗を喫していた苦手の館山を、この試合でも攻略できなかった。

第3戦(10月15日)

○中日 4 ‐ 1 ヤクルト●(ナゴヤドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 【1
6 | 1
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | X 【4
7 | 0
  1. (中日2勝1敗)
  2. ヤ : 村中(5回1/3)‐ H押本(0回2/3)‐ 赤川(1回1/3)‐ ●山本哲(0回0/3)‐ バーネット(0回2/3)
  3. 中 : 山本昌(3回)‐ 川上(2回)‐ 山井(2回)‐ ○浅尾(2回)
  4. : 浅尾(1勝) : 山本哲(1敗)
  5. : 中 – ブランコ1号(8回4点・バーネット)
  6. 審判:球審…森、塁審…杉本(1B)、木内(2B)、中村(3B)、外審…有隅(LL)、良川(RL)
  7. 開始:18時01分 観衆:23,264人 時間:3時間39分

オーダー

【ヤクルト】

【打順】
【守備】
選手
1 | [左] | ミレッジ
2 | [二] | 田中浩
3 | [一] | 畠山
 | 投 | 赤川
 | 投 | 山本哲
 | 中 | 上田
4 | [右] | バレンティン
5 | [遊] | 川端
6 | [三] | 宮本
7 | [中] | 福地
 | 投 | バーネット
8 | [捕] | 相川
9 | [投] | 村中
 | 投 | 押本
 | 一 | 武内
 | 
【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [遊] | 井端
4 | [左] | 和田
 | 左 | 英智
5 | [一] | ブランコ
6 | [右] | 平田
7 | [三] | 森野
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 山本昌
 | 打 | 松井佑
 | 投 | 川上
 | 打 | 山崎
 | 投 | 山井
 | 打 | 堂上直
 | 投 | 浅尾


両チーム1勝1敗で迎えた第3戦は中日が終盤で逆転し、対戦成績2勝1敗でファイナルステージ進出を決めた。中日はクライマックスシリーズの制度導入から、6年連続6度目のファイナルステージ進出となる。

ヤクルトが2回表、先頭打者の宮本が安打出塁すると、犠打と宮本の三盗で一死三塁の好機を作り、相川の適時打で先制。一方の中日は先発の山本昌を3イニングで早々に降板させて継投を選択し、2番手以降の川上・山井・浅尾が追加点を与えなかった。

中日は8回裏に安打と犠打、2四球で一死満塁とし、この試合は打順が5番に下がっていた主砲・ブランコが、第2戦で2回を投げたヤクルト守護神・バーネットから満塁本塁打を放って逆転に成功した。

なお、この試合で中日の山本昌は、自身が持っていたポストシーズンゲーム最年長出場記録を更新し(47歳2か月)、既に今季限りでの引退を表明していたヤクルトの福地は、この試合が現役最後の公式戦出場となった。また、この試合の観衆23,264人は、クライマックスシリーズの制度導入以降、セ・リーグの試合では観衆の最少記録となった。

ファイナルステージ

第1戦(10月17日)

●巨人 1 - 3 中日○(東京ドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

中日 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 【3
9 | 0
巨人 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 【1
5 | 0
  1. (巨人1勝1敗)
  2. 中 : ○大野(5回2/3)‐ H田島(1回1/3)‐ H浅尾(1回)‐ S山井(1回)
  3. 巨 : ●内海(6回)‐ 福田(1回)‐ マシソン(1回)‐ 山口(1回)
  4. : 大野(1勝) : 内海(1敗) S: 山井(1S)
  5. 審判:球審…佐々木、塁審…名幸(1B)、橘高(2B)、土山(3B)、外審…白井(LL)、真鍋(RL)
  6. 開始:18時00分 観衆:40,039人 時間:3時間21分

オーダー

【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [遊] | 井端
4 | [左] | 和田
5 | [一] | ブランコ
 | 三 | 堂上直
6 | [右] | 平田
7 | [三]一 | 森野
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 大野
 | 投 | 田島
 | 投 | 浅尾
 | 打 | 松井佑
 | 投 | 山井
 | 
【巨人】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中]右 | 長野
2 | [二] | 藤村
3 | [遊] | 坂本
4 | [捕] | 阿部
5 | [三] | 村田
6 | [左] | 高橋由
7 | [右] | 矢野
 | 投 | マシソン
 | 投 | 山口
 | 打 | 石井
8 | [一] | 亀井
9 | [投] | 内海
 | 投 | 福田
 | 打中 | 松本哲


中日が接戦を制して対戦成績を1勝1敗(巨人のアドバンテージ1勝を含む)のタイとした。

中日が3回表二死二塁から大島の適時打で先制。巨人は4回裏一死一・二塁から高橋由の適時打で同点に追い付くが、中日は6回表二死一・二塁から平田の適時二塁打で再度の勝ち越しに成功。9回表には一死一塁から谷繁の適時二塁打で追加点を挙げて突き放し、最後はファーストステージから4連投の山井が締めて競り勝った。

中日先発の大野は5回2/3を投げて被安打4、1失点。序盤は制球に苦しむ場面も見られたが、回を追う毎に立ち直りを見せ、最少失点にまとめてポストシーズンゲーム初登板で初勝利。後続の強力な救援投手陣も無失点リレーで巨人打線を封じた。一方、巨人先発の内海は中日の中軸を井端の1安打のみに抑えていたが、走者を置いた場面で打撃好調の大島と伏兵・平田に適時打を許し、また巨人打線は5安打が全て単打で長打が出ず、レギュラーシーズンで打撃3部門(打率・打点・出塁率)を制した4番・阿部も無安打に終わり、中日に競り負ける形になった。

なお、この試合で中日の谷繁は第4打席で適時二塁打を放ち、2010年の日本シリーズ第7戦の第5打席から続いていたポストシーズンゲームの連続打席無安打記録を、60打席でストップさせた。また、巨人はクライマックスシリーズの制度導入以来、ファイナルステージ初戦は5連敗となった。

第2戦(10月18日)

●巨人 2 ‐ 5 中日○(東京ドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

中日 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 【5
11 | 0
巨人 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 【2
6 | 0
  1. (巨人1勝2敗)
  2. 中 : ○伊藤(7回2/3)‐ H浅尾(0回1/3)‐ S山井(1回)
  3. 巨 : ●ホールトン(3回2/3)‐ 小山(2回1/3)‐ 高木京(1回)‐ 高木康(1回)‐ 西村(1回)
  4. : 伊藤(1勝) : ホールトン(1敗) S: 山井(2S)
  5. : 中 – 大島1号(6回1点・小山)
  6. 審判:球審…土山、塁審…橘高(1B)、白井(2B)、真鍋(3B)、外審…佐々木(LL)、名幸(RL)
  7. 開始:18時01分 観衆:39,135人 時間:3時間40分

オーダー

【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [遊] | 井端
4 | [左] | 和田
 | 三 | 堂上直
5 | [一] | ブランコ
 | 走左 | 英智
6 | [右] | 平田
7 | [三]一 | 森野
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 伊藤
 | 投 | 浅尾
 | 打 | 堂上剛
 | 投 | 山井
 | 
【巨人】

【打順】
【守備】
選手
1 | [右] | 長野
2 | [二] | 藤村
 | 投 | 高木京
 | 投 | 高木康
 | 打 | 石井
 | 投 | 西村
3 | [遊] | 坂本
4 | [捕] | 阿部
5 | [左] | 高橋由
6 | [三] | 村田
7 | [一] | 亀井
8 | [中] | 松本哲
9 | [投] | ホールトン
 | 投 | 小山
 | 打二 | 古城


中日が一軍登録即先発となった伊藤の投打にわたる活躍で連勝し、対戦成績を2勝1敗とリードした。

巨人が初回、一死一塁から坂本の適時二塁打で先制するが、中日は2回表に平田・森野の連続安打と谷繁の四球で無死満塁の好機を作り、投手・伊藤自らの適時内野安打と大島の内野ゴロの間に三塁走者が生還して逆転に成功。その後は4回表に二死二塁から荒木の適時打、6回表は一死から大島のソロ本塁打、9回表には一死満塁から谷繁の犠飛で着実に追加点を重ねた。

中日先発の伊藤は7回2/3を投げて被安打4、2失点。初回は制球が不安定で先制を許したが、2回以降は別人のような安定した投球で、6回まで一人の走者も許さず7三振を奪う好投を見せてポストシーズンゲーム初勝利。また打撃でも同点打となる適時打を含む4打数2安打の活躍を見せた。

一方、巨人先発のホールトンは立ち上がりから制球に苦しみ、3回2/3で3失点。打線も中日投手陣の前に5安打に抑えられ、逆転を許した後は8回裏二死一・三塁で、代わった中日2番手・浅尾から長野の適時打で1点を返すのみにとどまった。

第3戦(10月19日)

●巨人 4 ‐ 5 中日○(東京ドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
【10】
R
H
E

中日 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 【5
11 | 0
巨人 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 【4
7 | 0
  1. (巨人1勝3敗)
  2. 中 : 山本昌(5回)‐ 田島(1回)‐ Hソーサ(1回)‐ H小林正(1回)‐ ○武藤(1回)‐ S岩瀬(1回)
  3. 巨 : 宮國(5回)‐ 福田(0回0/3)‐ 高木京(1回)‐ Hマシソン(1回)‐ H山口(2回)‐ ●西村(1回)
  4. : 武藤(1勝) : 西村(1敗) S: 岩瀬(1S)
  5. : 中 – 和田1号(6回1点・福田) 巨 – 村田1号(4回1点・山本昌)、高橋由1号(6回2点・田島)
  6. 審判:球審…真鍋、塁審…白井(1B)、佐々木(2B)、名幸(3B)、外審…土山(LL)、橘高(RL)
  7. 開始:18時01分 観衆:44,744人 時間:3時間41分

オーダー

【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [遊] | 井端
4 | [左] | 和田
5 | [一] | ブランコ
 | 三 | 堂上直
6 | [右] | 平田
7 | [三]一 | 森野
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 山本昌
 | 打 | 山崎
 | 投 | 田島
 | 投 | ソーサ
 | 打 | 松井佑
 | 投 | 小林正
 | 投 | 武藤
 | 打 | 堂上剛
 | 投 | 岩瀬
 | 
【巨人】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中]右 | 長野
2 | [左] | 
 | 投 | 山口
 | 打 | 矢野
 | 二 | 古城
3 | [遊] | 坂本
4 | [捕] | 阿部
5 | [右]左 | 高橋由
6 | [三] | 村田
7 | [一] | ボウカー
8 | [二] | 寺内
 | 打 | 藤村
 | 投 | 西村
9 | [投] | 宮國
 | 打 | 中井
 | 投 | 福田
 | 投 | 高木京
 | 投 | マシソン
 | 打中 | 松本哲


互いに点を取り合う展開で延長戦となった第3戦は、中日が競り勝って敵地3連勝。対戦成績を3勝1敗として日本シリーズ出場に王手をかけた。

中日が2回表一死満塁から谷繁の2点適時打で先制。巨人はその裏、一死一・二塁から寺内の適時打で1点差とするが、中日は3回表一死三塁から井端の犠飛で再び2点差とした。巨人は4回裏一死から村田のソロ本塁打でまたも1点差に追い上げるが、中日は6回表、先頭打者の和田がソロ本塁打を放って三たび2点差とした。しかし巨人は6回表一死一塁から高橋由の2点本塁打で遂に同点に追い付き、4‐4のまま9回の攻防を終えて今シリーズ初の延長戦に突入した。中日は10回表一死一・三塁の好機を作り、谷繁のスリーバントスクイズ失敗で二死となったものの、代打・堂上剛が決勝点となる適時打を放って勝ち越しに成功。最後はファイナルステージ初登板の岩瀬が締めた。

中日・山本昌、巨人・宮國の両先発投手は共に制球が不安定で互いに失点を重ね合うが、中日は同点に追いつかれはしたものの一度も巨人にリードを許さず、ソーサ・小林正・武藤・岩瀬の救援投手陣が無失点で繋いで最後に勝利をものにした。巨人は高木京・マシソン・山口の中継ぎ投手陣の頑張りで熱戦を演出したが、クローザー・西村が踏ん張りきれず、本拠地3連敗で後がなくなった。

第4戦(10月20日)

○巨人 3 ‐ 1 中日●(東京ドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 【1
11 | 0
巨人 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X 【3
6 | 0
  1. (巨人2勝3敗)
  2. 中 : ●川上(4回)‐ ソーサ(1回)‐ 三瀬(1回)‐ 武藤(1回)‐ 田島(0回1/3)‐ 小林正(0回2/3)
  3. 巨 : ○澤村(6回)‐ H山口(1回)‐ Hマシソン(1回)‐ S西村(1回)
  4. : 澤村(1勝) : 川上(1敗) S: 西村(1敗1S)
  5. 審判:球審…名幸、塁審…佐々木(1B)、土山(2B)、橘高(3B)、外審…真鍋(LL)、白井(RL)
  6. 開始:18時01分 観衆:46,158人 時間:2時間57分

オーダー

【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [遊] | 井端
4 | [左] | 和田
5 | [一] | ブランコ
6 | [右] | 平田
7 | [三] | 森野
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 川上
 | 打 | 野本
 | 投 | ソーサ
 | 打 | 山崎
 | 投 | 三瀬
 | 投 | 武藤
 | 打 | 堂上剛
 | 投 | 田島
 | 投 | 小林正
 | 
【巨人】

【打順】
【守備】
選手
1 | [右] | 長野
2 | [中] | 松本哲
3 | [遊] | 坂本
4 | [捕] | 阿部
5 | [左] | 高橋由
 | 投 | 西村
6 | [三] | 村田
7 | [一] | ボウカー
 | 打 | 矢野
 | 二 | 寺内
8 | [二]一 | 古城
9 | [投] | 澤村
 | 投 | 山口
 | 打 | 小笠原
 | 投 | マシソン
 | 左 | 鈴木尚


巨人が効率よく得点を挙げてファイナルステージ2勝目(アドバンテージの1勝を含む)。対戦成績を2勝3敗として、シリーズの決着は第5戦以降に持ち越された。

巨人が3回裏一死二塁から、坂本の適時二塁打と阿部の適時打で2点を奪って先制し、試合の主導権を握った。中日は7回表一死一・三塁から井端の適時打で1点を返したが、巨人は8回裏一死一・二塁から、阿部の適時打で追加点を挙げて再び2点差とし、そのまま逃げ切った。

巨人先発の澤村は6回を投げて被安打7・与四死球2ながらも無失点。走者は出しても粘りの投球で、中日に得点を許さなかった。また打線も第3戦まで打点のなかった4番・阿部が2打点を挙げ、チームとしては3併殺を喫しながらも、3度の得点機で2度得点に結びつける効率の良い攻撃で勝利をものにした。

中日は巨人を上回る11安打をマークしながら、4度あった得点機のうち1度しか得点に結び付けられず、2度あった満塁の好機がいずれも無得点に終わるなど11残塁の拙攻。

第5戦(10月21日)

○巨人 3x ‐ 2 中日●(東京ドーム)

【チーム】
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
【8】
【9】
R
H
E

中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 【2
8 | 0
巨人 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x 【3
9 | 0
  1. (巨人3勝3敗)
  2. 中 : 山内(3回0/3)‐ 三瀬(1回)‐ H武藤(1回)‐ H小林正(0回2/3)‐ H田島(2回)‐ H高橋聡(0回1/3)‐ ●岩瀬(0回1/3)‐ 山井(0回0/3)
  3. 巨 : 内海(4回1/3)‐ H福田(2回2/3)‐ ○マシソン(2回)
  4. : マシソン(1勝) : 岩瀬(1敗1S)
  5. : 中 – ブランコ1号(5回2点・内海)
  6. 審判:球審…橘高、塁審…土山(1B)、真鍋(2B)、白井(3B)、外審…名幸(LL)、佐々木(RL)
  7. 開始:18時01分 観衆:45,897人 時間:3時間40分

オーダー

【中日】

【打順】
【守備】
選手
1 | [中] | 大島
2 | [二] | 荒木
3 | [遊] | 井端
4 | [一] | ブランコ
5 | [左] | 和田
6 | [三] | 森野
7 | [右] | 平田
8 | [捕] | 谷繁
9 | [投] | 山内
 | 投 | 三瀬
 | 投 | 武藤
 | 打 | 野本
 | 投 | 小林正
 | 投 | 田島
 | 投 | 高橋聡
 | 打 | 松井佑
 | 投 | 岩瀬
 | 投 | 山井
 | 
【巨人】

【打順】
【守備】
選手
1 | [右] | 長野
2 | [中] | 松本哲
 | 打 | 谷
 | 打 | 石井
3 | [遊] | 坂本
4 | [捕] | 阿部
5 | [左] | 高橋由
6 | [三] | 村田
7 | [一] | ボウカー
 | 打 | 矢野
 | 走 | 鈴木尚
8 | [二] | 古城
9 | [投] | 内海
 | 投 | 福田
 | 打 | 小笠原
 | 投 | マシソン
 | 打 | 寺内


巨人がサヨナラ勝ちで連勝。対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、シリーズの決着は最終第6戦にもつれ込むこととなった。

巨人が2回裏、一死満塁から古城の2点適時打で先制。中日は5回表、一死一塁からブランコの2点本塁打で追い付き、2-2のまま終盤に向かった。巨人は9回裏、中日7番手の岩瀬を攻めて一死満塁・一打サヨナラの好機を作る。ここで中日はクローザー・山井を投入するが、巨人は代打の代打・石井が山井の5球目を左前に弾き返すサヨナラ安打で、接戦を制した。

巨人は第1戦先発から中3日で内海を先発に立てたが、5回に同点本塁打を許して降板。しかし後を継いだ福田・マシソンが中日に追加点を与えなかった。中日は先発・山内が4回裏先頭打者・村田の打球が左足を直撃(記録は投手強襲内野安打)して負傷降板。緊急登板となった2番手・三瀬以降の救援投手陣が踏ん張ったが、ベテラン・岩瀬が誤算となり、8人の投手を注ぎ込む執念の継投も実らなかった。打線も6番に打順が上がった森野が、2度の得点圏でいずれも凡退に終わり、また2回表の平田の走塁ミス(三塁オーバーランで憤死)や、7回表にブランコの打席で3ボール2ストライクからヒットエンドランを仕掛けて失敗(記録はブランコの三振と井端の盗塁死)など、選手のミスと作戦のミスも重なるなどして、好機を生かせなかった。

なお、プレーオフ・クライマックス

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出典:wikipedia
2018/11/10 23:54

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