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ABO式血液型とは?

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ABO式血液型(ABOしき けつえきがた)とは、血液型の分類法の一種。ヒトの場合はABOABの4型に分類する。型を決定する対立遺伝子はA、B、Oの3種、遺伝子型はAA、BB、AB、AO、BO、OOの6種がある。

目次

  • 1 概要
  • 2 歴史
  • 3 機構
  • 4 分布
    • 4.1 世界の血液型分布
      • 4.1.1 国別ABO式血液型割合
      • 4.1.2 国別ABO・Rh式血液型割合
      • 4.1.3 民族別ABO式血液型割合
  • 5 ABO式血液型の亜型分類
    • 5.1 A型の亜型
    • 5.2 B型の亜型
    • 5.3 AB型の亜型
    • 5.4 O型の亜型(異論あり)
    • 5.5 稀血と献血
  • 6 判定方法
  • 7 抗原側検査
  • 8 血清側検査
  • 9 解離試験・吸収試験
    • 9.1 熱解離
    • 9.2 DT解離
    • 9.3 ジキトニン解離
    • 9.4 グリシン塩酸/EDTA解離
    • 9.5 クロロキン解離法
    • 9.6 ZZAP処理
    • 9.7 PEG吸収
  • 10 汎血球凝集の各レクチンに対する反応
  • 11 ABO型における親子の理論的な血液型の組み合わせ
  • 12 ABO式血液型と性格
  • 13 ABO式血液型と体質
  • 14 ABO式血液型の変化
    • 14.1 後天的な変化
    • 14.2 輸血用ABO抗原の変更
  • 15 脚注
  • 16 出典
  • 17 関連項目
  • 18 外部リンク

概要

ABO式血液型と性格の関連性については「血液型性格分類」を参照

血液型は初め血液の型として出発したのでこの名があるが、その後の研究において血液のみに関わらず一個人の細胞、臓器、体液にはもちろん、毛髪などの硬組織にも分布する個人を血清学的に識別できる方法であることが分かっている。

赤血球の表面には250種以上の表面抗原があるが、A/B型抗原はその代表的な抗原である。 赤血球の表面にA抗原があるとA型、B抗原があるとB型、AとB両方の抗原があるとAB型、両抗原が無いとO型とする。 逆に血漿中には各抗原に反応する抗体があり、通常A型の血漿中には抗B抗体があり、B型の血漿中には抗A抗体があり、AB型の血漿中には抗A抗体も抗B抗体のどちらも無し、O型の血漿には抗A抗体と抗B抗体両方が存在する。

血漿中の抗体を調べることで血液型を判定することを裏試験ともいう。表面抗原に、それぞれ対応する抗体が反応すると赤血球は凝集してしまう。

歴史

最も初期に発見された血液型分類である。 1900年オーストリア・ハンガリーのウィーン大学で病理学教室の助手をしていたカール・ラントシュタイナー(Karl Landsteiner, 1868年 - 1943年)は、イギリスの病理学者シャタックが肺炎患者の血球と血清(それぞれ別人)を混ぜていた際に凝集があったという報告を聞いて、これが正しいか、正しければ肺炎の診断に利用できないかの確認であったが、結果は自分を含む22人の健康な人の血液を血球と血清に分けて互いに混ぜ合わせていた所、「凝集は健康な人同士でも起こりうる生理的現象で肺炎診断には使えないが、同じ血清でも血球によって凝集するときとしない時がある。」という事に気がつき、そちらの方を調べた結果3つの群に分けられるとして、まず自身の血液型をA型と名付け、残りの血液型をそれぞれB型、C型(このC型は現在のO型である)と名付け、翌年の1901年11月14日に論文発表した。 翌1902年にアルフレッド・フォン・デカステロとアドリアノ・シュテュルリによってこの3群のいずれにも入らない第4の型が追加発表された。

こうした血液の型の呼び方について1906年と1909年にポーランドのヤンスキー、アメリカのモスがそれぞれ独自にこの4つの型を番号で第I〜IV群と呼んだが、お互い順番がバラバラ(I・IVがヤンスキーとモスで逆)でそれぞれの分類を使う人同士に混乱が起きた、これとはさらに別に1910年にエミール・フォン・デュンゲルンとルドヴィク・ヒルシュフェルトが4種類の血液について詳しい研究をして「人の血液中には凝集原(抗原)AとB、それぞれに反応する抗体αとβがある。」とまとめ、「A抗原を持っている人をA型(抗体はβ)」というようにまとめ、両方の抗原を持つ人をAB型と呼んだ。

なお、C型をO型に変更した理由は、数字の「0」(ゼロ)ではなく、ドイツ語の「ohne」(「 - ない」などの意味)の頭文字である可能性が指摘されている。その後1927年の国際連盟の第3回血清標準委員会で、フォン・デュンゲルンとヒルシュフェルトの名称を国際的に使うことが決められた。

その後、フォン・デュンゲルンとヒルシュフェルトは1911年に72家族348人の血液型を調べた結果、血液型は遺伝要素があるという仮説を唱えた。

フォン・デュンゲルンおよびヒルシュフェルトによる調査(1911)

【両親の組み合わせ】
【家族数】
【Oの子】
【Aの子】
【Bの子】
【ABの子】

O×O | 11 | 26 | 0 | 0 | 0
A×A | 10 | 11 | 9 | 0 | 0
O×A | 30 | 24 | 57 | 0 | 0
B×B | 1 | 0 | 0 | 2 | 0
O×B | 3 | 3 | 0 | 5 | 0
A×B | 8 | 1 | 9 | 6 | 4
O×AB | 4 | 2 | 2 | 2 | 3
A×AB | 2 | 0 | 3 | 1 | 2
B×AB | 3 | 4 | 2 | 4 | 2
AB×AB | 0 | 0 | 0 | 0 | 0
計 | 72 | 71 | 102 | 20 | 11

これにより「凝集原を持つ人は必ず親がそのタイプの凝集原を持つ」、「両親ともに凝集原のないO型の場合は子供は必ずO型」という法則を知り、これをもとに血液型はメンデルの遺伝法則に従って遺伝して「Aとa」「Bとb」という二対の対立因子を考えた。(二対対立因子説)

二対対立因子説による4血液型の因子型

【表現型】
【因子型】

O型 | aabb
A型 | AAbb、Aabb
B型 | aaBB、aaBb
AB型 | AABB、AABb、AaBB、AaBb

二対対立因子説による遺伝

【両親の組み合わせ】
【生まれる子供】

O×O | O
A×A | A、O
O×A | A、O
B×B | B、O
O×B | B、O
A×B | A、B、O、AB
O×AB | A、B、O、AB
A×AB | A、B、O、AB
B×AB | A、B、O、AB
AB×AB | A、B、O、AB

一方、1925年にドイツのゲッティンゲン大学の数学者フェリックス・ベルンシュタインは、「二対対立因子説で予測できる数値に比べ現実のAB型が少なすぎる」という理由から、同年日本の古畑種基・市田賢吉・岸孝義(以下、「古畑ら」と表記)は親にAB型がいる場合、二対対立因子説ではいかなる型の子も生まれる(=親子鑑定に使えない)はずだが、調べているうちに逆に「AB型の親からO型の子がいる例が見当たらない」という理由から別々に二対対立因子説が誤りではないかと推測し、お互いに「三複対立因子説」を提唱した。

(三複対立因子説の詳細については因子の組み合わせは「機構」、遺伝は「ABO型における親子の理論的な血液型の組み合わせ」を参照。)

両者の内容には差異があるが(後述)どちらもO型は「対立因子がない」のではなく「対立因子の1つを持つが他の因子に劣性遺伝する(古畑の言葉を借りると「AとBに対し潜性するa・bが同じもの」)」という考えで、これならばAB型が少ない理由も子供の生まれる組み合わせも説明できるため、確認のため別の学者たちが何度か家族調査を行った結果、日本国内で合計で958家族、3954人を調べ三複対立因子説の通りの調査成績になったため、1927年のアムステルダムで開かれた第3回国際人類学会とベルリンの第5回国際遺伝学会で古畑らはこれを報告し、ついで1933年の第5回太平洋学術会議で1595家族6826人(子供3636人)の調査結果を報告し、血液型の遺伝は三複対立因子説で説明されるようになった。

なお、ベルンシュタインと古畑らの三複対立因子説の一番大きな違いは「O型に型特異性の抗原性があるか否か」についてで、ベルンシュタインはR凝集原とそれに反応する抗R凝集素(ρ)を仮説として唱え、古畑は抗原は合っても全部の型に共通の基本型抗原だとした。

現在のO型血球に存在するH抗原はAB型血球にも存在するため、ベルンシュタインのいうR凝集原ではなく古畑の言う基本型抗原に近い。

機構

A型はA抗原を発現する遺伝子(A型転移酵素をコードする遺伝子)を持っており、B型はB抗原を発現する遺伝子(B型転移酵素をコードする遺伝子)を、AB型は両方の抗原を発現する遺伝子を持っている。A抗原、B抗原はH抗原からそれぞれA型転移酵素、B型転移酵素によって化学的に変換される。

3種の遺伝子の組み合わせによる表現型、ABO式血液型を決定する遺伝子は第9染色体に存在する。H物質発現をコードする遺伝子は第19染色体に位置し、H前駆物質をH物質へ変換させる。この遺伝子が発現しない場合はボンベイ型となるが、ボンベイ型をABO式血液型に入れずにこの遺伝子の有無をHh式血液型と分ける場合もある(後述)。

  • A型 - A遺伝子をすくなくとも一つ持ち、B遺伝子は持たない(AA型、AO型)→A抗原を持つ。B抗原に対する抗体βが形成
  • B型 - B遺伝子をすくなくとも一つ持ち、A遺伝子は持たない(BB型、BO型)→B抗原を持つ。A抗原に対する抗体αが形成
  • O型 - A遺伝子・B遺伝子ともに無い(OO型)→H抗原のみ持つ。A,B抗原それぞれに対する抗体α、抗体βが形成
  • AB型 - A遺伝子・B遺伝子を一つずつ持つ(AB型)→A抗原、B抗原両方を持つ。抗体形成なし

A抗原とB抗原は、持っていないとそれに対する自然抗体が形成されることが多く、この場合、型違い輸血により即時拒絶が起こる。自然抗体がなくとも型違い輸血により1週間程度で新しいIgM抗体が生産されこれが拒絶反応をおこす。そのため、基本的には型違い輸血は行われない。輸血される血液は受血者の血液より少量のため、血漿によって希釈されて抗原抗体反応が起こらなくなる。そのため、かつてはO型は全能供血者、AB型は全能受血者と呼ばれていたが、ABO以外の型物質(Rh因子やMN式血液型など)が存在することもあり現在では緊急時を除いては通常行われない。2010年4月には大阪大学医学部附属病院で治療を受けた60代の患者が同型の赤血球製剤とO型の新鮮凍結血漿の輸血後に死亡する事故が発生している(但し、この患者は搬送当時すでに意識がなかったことから輸血が原因でない可能性もある)。

なお、自然抗体を持っている理由は、細菌やウイルスが唾液や性的接触などにより人間間で感染するように、人間の細胞や細胞の断片も人間間を移動するからであり、移動した断片はマクロファージによりファゴサイトーシスされ、これがT細胞に提示され抗体が作られる。主にIgMが作られるが、IgG抗体も作られることもある。

これらの抗原が最初に血液から発見されたために「血液型」という名称を冠するもので、血液以外にも唾液精液など、すべての体液にも存在する。ただし1/4の人は抗原が出ないもしくは微量(Se酵素欠損による非分泌型→血液型参照)のため、この場合は検出が難しい。

分布

ABO式血液型の分布は母集団(地域人種)によって差が大きく、例えばアメリカ大陸先住民族であるインディアン及びインディオは特にO型比率が高く、部族によっては100%を記録していた。また、世界的にはA型はヨーロッパ、B型はアジア、O型はアフリカに高い分布を示している。日本人のABO式血液型の分布は大まかに、A型が40%、B型が20%、O型が30%、AB型が10%である。

世界の血液型分布

詳細は「w:Blood type distribution by country」を参照

国別ABO式血液型割合

【国家】
【A型】
【B型】
【O型】
【AB型】

イスラエル | 38% | 19% | 35% | 8%
ケニア | 26.2% | 22.0% | 47.4% | 4.4%
スイス | 47% | 8% | 41% | 4%
台湾(中華民国) | 26.65% | 23.72% | 43.57% | 6.06%
トルコ | 45% | 16% | 33% | 6%
ノルウェー | 49% | 8% | 39% | 4%
パキスタン | 27.01% | 33.75% | 30.31% | 8.93%
バングラデシュ | 23.5% | 39.8% | 27.6% | 9.2%
フィリピン | 23% | 25% | 46% | 6%
南アフリカ共和国 | 37% | 14% | 45% | 4%
オーストリア | 44% | 14% | 36% | 6%
ルクセンブルク | 43% | 11% | 41% | 5%
フィンランド | 44% | 17% | 31% | 8%
ブラジル | 42% | 10% | 45% | 3%
ジャマイカ | 25% | 21% | 50.5% | 3.5%
イングランド | 45% | 9% | 43% | 3%
イタリア(北部) | 44% | 11% | 40% | 5%
イタリア(中部) | 45% | 12% | 39% | 4%
イタリア(南部) | 19% | 28% | 41% | 12%
イタリア(全体) | 36% | 17% | 40% | 7%
ベネズエラ | 30% | 6% | 60% | 2%

国別ABO・Rh式血液型割合

国別ABO・Rh式血液型割合(人口比)
【国】
【人口】
【O+】
【A+】
【B+】
【AB+】
【O-】
【A-】
【B-】
【AB-】

オーストラリア
21,262,641 | 40.0% | 31.0% | 8.0% | 2.0% | 9.0% | 7.0% | 2.0% | 1.0%
オーストリア
8,210,281 | 30.0% | 33.0% | 12.0% | 6.0% | 7.0% | 8.0% | 3.0% | 1.0%
ベルギー
10,414,336 | 38.0% | 34.0% | 8.5% | 4.1% | 7.0% | 6.0% | 1.5% | 0.8%
ブラジル
198,739,269 | 36.0% | 34.0% | 8.0% | 2.5% | 9.0% | 8.0% | 2.0% | 0.5%
カナダ
33,487,208 | 39.0% | 36.0% | 7.6% | 2.5% | 7.0% | 6.0% | 1.4% | 0.5%
中国
1,339,724,852 | 49.7% | 29.8% | 18.9% | 5.0% | 0.3% | 0.2% | 0.1% | 0.03%
チェコ
10,532,770 | 27.0% | 36.0% | 15.0% | 7.0% | 5.0% | 6.0% | 3.0% | 1.0%
デンマーク
5,500,510 | 35.0% | 37.0% | 8.0% | 4.0% | 6.0% | 7.0% | 2.0% | 1.0%
エストニア
1,315,819 | 29.5% | 30.8% | 20.7% | 6.3% | 4.3% | 4.5% | 3.0% | 0.9%
フィンランド
5,250,275 | 27.0% | 38.0% | 15.0% | 7.0% | 4.0% | 6.0% | 2.0% | 1.0%
フランス
62,150,775 | 36.0% | 37.0% | 9.0% | 3.0% | 6.0% | 7.0% | 1.0% | 1.0%
ドイツ
82,329,758 | 35.0% | 37.0% | 9.0% | 4.0% | 6.0% | 6.0% | 2.0% | 1.0%
アイスランド
306,694 | 47.6% | 26.4% | 9.3% | 1.6% | 8.4% | 4.6% | 1.7% | 0.4%
インド
1,236,344,631 | 35.1% | 21.7% | 30.5% | 7.3% | 2.0% | 1.2% | 1.7% | 0.4%
アイルランド
4,203,200 | 47.0% | 26.0% | 9.0% | 2.0% | 8.0% | 5.0% | 2.0% | 1.0%
イスラエル
7,233,701 | 32.0% | 34.0% | 17.0% | 7.0% | 3.0% | 4.0% | 2.0% | 1.0%
日本
127,368,088 | 29.8% | 37.8% | 21.9% | 9.9% | 0.15% | 0.2% | 0.1% | 0.05%
北朝鮮韓国 73,000,000 | 36.6% | 32.8% | 21.0% | 9.0% | 0.4% | 0.2% | 0.09% | 0.03%
オランダ
16,715,999 | 39.5% | 35.0% | 6.7% | 2.5% | 7.5% | 7.0% | 1.3% | 0.5%
ニュージーランド
4,213,418 | 38.0% | 32.0% | 9.0% | 3.0% | 9.0% | 6.0% | 2.0% | 1.0%
ノルウェー
4,660,539 | 34.0% | 40.8% | 6.8% | 3.4% | 6.0% | 7.2% | 1.2% | 0.6%
フィリピン
99,863,000 | 44-46% | 22-23% | 24-25% | 4-6% | <1% | <1% | <1% | <1%
ポーランド
38,482,919 | 31.0% | 32.0% | 15.0% | 7.0% | 6.0% | 6.0% | 2.0% | 1.0%
ポルトガル
10,707,924 | 36.2% | 39.8% | 6.6% | 2.9% | 6.0% | 6.6% | 1.1% | 0.5%
サウジアラビア
28,686,633 | 48.0% | 24.0% | 17.0% | 4.0% | 4.0% | 2.0% | 1.0% | 0.3%
南アフリカ
49,320,000 | 39.0% | 32.0% | 12.0% | 3.0% | 7.0% | 5.0% | 2.0% | 1.0%
スペイン
47,125,002 | 36.0% | 34.0% | 8.0% | 2.5% | 9.0% | 8.0% | 2.0% | 0.5%
スウェーデン
9,059,651 | 32.0% | 37.0% | 10.0% | 5.0% | 6.0% | 7.0% | 2.0% | 1.0%
トルコ
76,805,524 | 29.8% | 37.8% | 14.2% | 7.2% | 3.9% | 4.7% | 1.6% | 0.8%
イギリス
61,113,205 | 37.0% | 35.0% | 8.0% | 3.0% | 7.0% | 7.0% | 2.0% | 1.0%
アメリカ
307,212,123 | 37.4% | 35.7% | 8.5% | 3.4% | 6.6% | 6.3% | 1.5% | 0.6%
【加重平均】
2,744,996,114 | 41.9% | 31.2% | 15.4% | 4.8% | 2.9% | 2.7% | 0.8% | 0.3%

50.0%以上 40.0–49.9% 30.0–39.9% 20.0–29.9% 10.0–19.9% 5.0–9.9%

民族別ABO式血液型割合

【民族別ABO式血液型割合】

【民族集団】
【O (%)】
【A (%)】
【B (%)】
【AB (%)】

先住民 | 61 | 39 | 0 | 0
アビシニア人 | 43 | 27 | 25 | 5
アイヌ(日本) | 17 | 32 | 32 | 18
アルバニア人 | 38 | 43 | 13 | 6
アンダマン人 | 9 | 60 | 23 | 9
アラブ人 | 34 | 31 | 29 | 6
アルメニア人 | 31 | 50 | 13 | 6
アジア系アメリカ人 | 40 | 28 | 27 | 5
オーストリア人 | 36 | 44 | 13 | 6
バントゥー | 46 | 30 | 19 | 5
バスク人 | 51 | 44 | 4 | 1
ベルギー人 | 47 | 42 | 8 | 3
ボロロ人(ブラジル) | 100 | 0 | 0 | 0
ブラジル人 | 47 | 41 | 9 | 3
ブルガリア人 | 32 | 44 | 15 | 8
ビルマ族 | 36 | 24 | 33 | 7
ブリヤート人(シベリア) | 33 | 21 | 38 | 8
サン人 | 56 | 34 | 9 | 2
中国人-広東人 | 46 | 23 | 25 | 6
中国人-北京人 | 29 | 27 | 32 | 13
チュヴァシ人 | 30 | 29 | 33 | 7
クロアチア人 | 42 | 34 | 17 | 7
チェコ人 | 30 | 44 | 18 | 9
デンマーク人 | 41 | 44 | 11 | 4
オランダ人 | 45 | 43 | 9 | 3
エジプト民族 | 33 | 36 | 24 | 8
イングランド人 | 47 | 42 | 9 | 3
エスキモー (アラスカ) | 38 | 44 | 13 | 5
エスキモー (グリーンランド) | 54 | 36 | 23 | 8
エストニア人 | 34 | 36 | 23 | 8
フィジー人 | 44 | 34 | 17 | 6
フィン人 | 34 | 41 | 18 | 7
フランス人 | 43 | 47 | 7 | 3
グルジア人 | 46 | 37 | 12 | 4
ドイツ人 | 41 | 43 | 11 | 5
ギリシャ人 | 40 | 42 | 14 | 5
ジプシー(ハンガリー) | 29 | 27 | 35 | 10
ハワイ先住民 | 37 | 61 | 2 | 1
ヒンドゥー教徒 (ボンベイ) | 12 | 29 | 48 | 11
マジャル人 | 36 | 43 | 16 | 5
アイスランド人 | 56 | 32 | 10 | 3
インド人(インド) | 17 | 22 | 53 | 7
ネイティブアメリカン | 79 | 16 | 4 | 1
アイルランド人 | 52 | 35 | 10 | 3
イタリア人(ミラノ) | 46 | 41 | 11 | 3
日本人 | 30 | 38 | 22 | 10
ユダヤ人(ドイツ) | 42 | 41 | 12 | 5
ユダヤ人(ポーランド) | 33 | 41 | 18 | 8
カルムイク人 | 26 | 23 | 41 | 11
キクユ族(ケニヤ) | 60 | 19 | 20 | 1
朝鮮民族 | 28 | 32 | 31 | 10
サーミ人 | 29 | 63 | 4 | 4
ラトビア人 | 32 | 37 | 24 | 7
リトアニア人 | 40 | 34 | 20 | 6
マレー人 | 62 | 18 | 20 | 0
マオリ | 46 | 54 | 1 | 0
マヤ人 | 98 | 1 | 1 | 1
モロス | 64 | 16 | 20 | 0
ナバホ族 | 73 | 27 | 0 | 0
ニコバル人 | 74 | 9 | 15 | 1
ノルウェー人 | 39 | 50 | 8 | 4
パプア人 (ニューギニア島) | 41 | 27 | 23 | 9
ペルシア人 | 38 | 33 | 22 | 7
ペルー先住民 | 100 | 0 | 0 | 0
フィリピン人 | 45 | 22 | 27 | 6
ポーランド人 | 33 | 39 | 20 | 9
ポルトガル人 | 35 | 53 | 8 | 4
ルーマニア人 | 34 | 41 | 19 | 6
ロシア人 | 33 | 36 | 23 | 8
サルデーニャ人 | 50 | 26 | 19 | 5
スコッツ | 51 | 34 | 12 | 3
セルビア系(セルビア人) | 38 | 42 | 16 | 5
ションペン人 ニコバル系 | 100 | 0 | 0 | 0
スロバキア人 | 42 | 37 | 16 | 5
南アフリカ人 | 45 | 40 | 11 | 4
スペイン人 | 38 | 47 | 10 | 5
スーダン人 | 62 | 16 | 21 | 0
スウェーデン人 | 38 | 47 | 10 | 5
スイス人 | 40 | 50 | 7 | 3
タタール | 28 | 30 | 29 | 13
タイ人 | 37 | 22 | 33 | 8
テュルク系民族 | 43 | 34 | 18 | 6
ウクライナ人 | 37 | 40 | 18 | 6
黒人アメリカ人 | 49 | 27 | 20 | 4
白人アメリカ人 | 45 | 40 | 11 | 4
キン族 | 42 | 22 | 30 | 5

平均 | 43.91 | 34.80 | 16.55 | 5.14
標準偏差 | 16.87 | 13.80 | 9.97 | 3.41

ABO式血液型の亜型分類

ABO型の各型の凝集力の違いなどを元にさらに下の亜型がある。検査については亜型検査を参照。 基本的に型が同じなら抗原は同じもの(量が異なるのみ)ので亜型が違っても輸血の上では問題ない。(ボンベイ型は特例で問題が起きる)

A型の亜型

A1
普通のA型。A型の人のうち約80%を占める。(赤血球1個当たりの抗原数8.1×10〜11.7×10)
Aint
A1よりも弱くA2よりも強い。
A2
弱いA型。(赤血球1個当たりの抗原数2.4×10〜2.9×10)
このあたりからO型に間違えられやすくなる。
検査は抗Hレクチン抗A1レクチン被凝集価測定、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定、
そのほかA1に対する抗体の存在を考慮し、A型血球との間接抗グロブリン試験など。
A3
かなり弱いA型。(赤血球1個当たりの抗原数7000)
オモテ試験で部分凝集となるのが特徴。
検査は抗Hレクチン、抗A1レクチン、被凝集価測定、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定。
そのほかA型とO型の血液キメラモザイクとの鑑別のため、混合赤血球の分離も。
Ax
A3よりさらに弱いA型。(赤血球1個当たりの抗原数1400〜10300)
AでありながらAに対する抗体を持ち、あるはずの転移酵素や型物質がない。
検査は抗Hレクチン、抗A1レクチン、吸着解離試験、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定。
Am
Axよりさらに弱いA型。(赤血球1個当たりの抗原数1200)
Aでありながらオモテ試験で凝集せずOと判定される。しかし転移酵素や型物質は存在する。
検査は抗Hレクチン、抗A1レクチン、吸着解離試験、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定。
Ael
ものすごく弱いA型。(赤血球1個当たりの抗原数700)
「el」はelution(溶離・溶出)の略。吸着解離試験の検査以外ではA型と判断できない。
Aend
ものすごく弱いA型。特定の抗原が存在しないか、ごくわずかしか存在しない。
【亜型】
【抗A血清との反応】
【抗B血清との反応】
【血清中の抗A】
【血清中の抗B】
【型物質】
【A型転移酵素】
【適切な追加検査】

A1 | + | 0 | 0 | + | A、H | あり | なし
A2 | + | 0 | +/0 | + | A、H | あり | Hレクチンとの反応、A1レクチンとの反応、被凝集価測定、唾液・血清中の型物質測定、転移酵素活性測定、A血球との間接抗グロブリン試験
A3 | mf(部分凝集) | 0 | 0 | + | A、H | あり | Hレクチンとの反応、A1レクチンとの反応、被凝集価測定、唾液・血清中の型物質測定、転移酵素活性測定、混合赤血球分離
Ax | +/0 | 0 | + | + | H | なし | Hレクチンとの反応、A1レクチンとの反応、被凝集価測定、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定、A血球との間接抗グロブリン試験、家系調査
Am | 0 | 0 | 0 | + | A、H | あり | Hレクチンとの反応、A1レクチンとの反応、吸着解離試験、唾液・血清中の型物質測定、転移酵素活性測定、家系調査
Ael | 0 | 0 | + | + | H | なし | Hレクチンとの反応、A1レクチンとの反応、吸着解離試験、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定、家系調査

基本的に血清中に抗Aがあると、血清を使った型物質測定はできない。

B型の亜型

B型はあまり研究が進んでいないが、A型同様のバリエーションがあると思われる。

B1
普通のB型。
Bint
B1よりも弱くB2よりも強い。
B2
弱いB型。
B3
かなり弱いB型。
オモテ試験で部分凝集となるのが特徴。
検査は抗Hレクチン、被凝集価測定、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定。
そのほかキメラモザイクとの鑑別のため、混合赤血球の分離も。
Bx
B3よりさらに弱いB型。
BでありながらBに対する抗体を持ち、あるはずの転移酵素や型物質がない。
検査は抗Hレクチン、吸着解離試験、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定。
Bm
Bxよりさらに弱いB型。
Bでありながらオモテ試験で凝集せずOと判定される。しかし転移酵素や型物質は存在する。
検査は抗Hレクチン、吸着解離試験、転移酵素活性測定、唾液、血清中の型物質測定。
Bel
ものすごく弱いB型。特定の抗原が存在しないか、ごくわずかしか存在しない。
「el」は吸着解離試験を意味する。この検査以外ではB型と判断できない。
Bend
ものすごく弱いB型。特定の抗原が存在しないか、ごくわずかしか存在しない。
【亜型】
【抗A血清との反応】
【抗B血清との反応】
【血清中の抗A】
【血清中の抗B】
【型物質】
【B型転移酵素】
【適切な追加検査】

B | 0 | + | + | 0 | B、H | あり | なし
B3 | 0 | mf(部分凝集) | + | 0 | B、H | あり | Hレクチンとの反応、被凝集価測定、血清・唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定、混合赤血球分離
Bx | 0 | +/0 | + | + | H | なし | Hレクチンとの反応、被凝集価測定、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定
Bm | 0 | 0 | + | 0 | B、H | あり | Hレクチンとの反応、吸着解離試験、血清・唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定
Bel | 0 | 0 | + | + | H | なし | Hレクチンとの反応、吸着解離試験、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定

基本的に血清中に抗Bがあると、血清を使った型物質測定はできない。

AB型の亜型

前述のA型亜型とB型亜型の組み合わせ
例えばA1B2の場合、Bの凝集力が弱いのでA型と誤認されやすくなる。両方凝集が弱い型だとO型との誤認もありうる。
普通、AB型(遺伝子型はA/B)とO型(遺伝子型はO/O)の両親からはA型とB型のこどもが生まれるが、遺伝子型がcis-AB/OとO/Oの親からはAB型(シスAB)とO型のこどもしか生まれない。
シスAB型 (cisAB)
普通、A型遺伝子とB型遺伝子が重なった際にAB型になる(例・A×B=AB)。しかし、シスAB型の人には、AB型遺伝子ともいえるものが存在し、配偶者がO型などでもAB型が生まれる事がある(例えばcisAB×Oの場合は全ての型が生まれる可能性がある)。ちなみに、普通のAB型はトランスAB型と呼ばれる。
シスAB型の場合、普通のAB型に比べて抗原を作る量が少ないことが多く、A2B3、A2B、A1B3の3種類が報告されており、一番典型的なA2B3型の場合、A抗原・B抗原は弱いがH抗原は通常より高く、A1レクチンに反応しない。血清に弱い抗B抗体があり、時には抗A1抗体もあるが体温では反応しないなどの特徴を持つ。
【遺伝子型】
【表現型】
【抗A血清との反応】
【抗B血清との反応】
【血清中の抗A】
【血清中の抗B】
【型物質】
【転移酵素】
【適切な追加検査】

AB/O | A2B3 | + | mf(部分凝集) | +/0 | + | A、(B)、H | なし | Hレクチンとの反応、被凝集価測定、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定、混合赤血球分離
AB/A | A1B3 | + | mf(部分凝集) | 0 | + | A、(B)、H | A | Hレクチンとの反応、被凝集価測定、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定、混合赤血球分離
AB/B | A2B | + | + | +/0 | 0 | A、B、H | B | Hレクチンとの反応、被凝集価測定、唾液中の型物質測定、転移酵素活性測定

O型の亜型(異論あり)

ボンベイ型(Oh)
本来、赤血球にはH抗原が付いており、それにA抗原・B抗原がぶら下がっている。ところが、ボンベイ型にはH抗原が存在しておらず、赤血球からA抗原・B抗原が検出されないので、A型やB型の遺伝子を持っていてもおもて試験ではO型と判定さ
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出典:wikipedia
2018/02/24 01:27

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