ポートランド・ビーバーズ(1956 - )
ポートランド・ティンバーズ(2001 - )
ポートランド州立大学・ヴァイキングス
ポートランド・ブレイカーズ(1985)
1999 FIFA女子ワールドカップ
プロビデンス・パーク(Providence Park)は、アメリカ合衆国のオレゴン州ポートランドにあるスタジアム。
野球、サッカー、アメリカンフットボールに使用されている。1893年頃からこの地に草野球の野球場があり、そこに1926年競技場が建設された。建設主はマルトノマ・スポーツクラブである。そのため、当初はこのクラブの名前をとってマルトノマ・スタジアムと名付けられた。現在の収容人数は19,566人である。
2001年、3850万ドルをかけて大改修工事が行われ、新たに特別席やクラブ席をバックネット裏に設けた。球場名は、ポートランド・ジェネラル・エレクトリック社が命名権を購入したため、同社の名にちなんでPGEパークとなった。PGEパークは、大リーグ球団をポートランドに誘致しようと運動している。観客席に2階席を設けるなどの改築案があり、それらの改築がなされた暁にはいずれかのチームの誘致が実現するのではないかと関係者は期待を寄せている。
サッカーでは、メジャーリーグサッカーのポートランド・ティンバースがここを本拠地にしている。2014年にはMLSオールスター戦がバイエルン・ミュンヘンを迎えて行われる予定。FIFA女子ワールドカップ2大会(1999年大会、2003年大会)で開催地に選ばれ、特に2003年大会では準決勝2試合が開催された。1990年にはオージーフットボールのエキシビションマッチも行われたことがある。
アメリカンフットボール(USFL)ではポートランド・ブレイカーズ、野球ではサンディエゴ・パドレス傘下AAA級ポートランド・ビーバーズの本拠地になっている。スタジアムは、ポートランド州立大学のアメリカンフットボールチームも使用している。州内の高校のアメリカンフットボールのチャンピオンシップが戦われる3つのスタジアムの1つでもある(他の2つは、オレゴン州立大学のレーザー・スタジアムと、オレゴン大学のオーツェン・スタジアムである)。
1926年、マルトノマ・アスレチック・クラブ所有の「マルトノマ・フィールド」を取り壊し、その跡地に「マルトノマ・スタジアム」として開場。
1966年、マルトノマ・アスレチック・クラブがポートランドに210万ドルで売却。「シビック・スタジアム」に改名。
2001年、3850万ドルで改装。ポートランド・ゼネラル・エレクトリック(PGE)が命名権を買収し、「PGEパーク」に改名。
2011年、球技専用に改修。ジェルドウェン社が命名権を買収し「ジェルドウェン・フィールド」に改名。
座標: 北緯45度31分17秒 西経122度41分30秒 / 北緯45.52139度 西経122.69167度 / 45.52139; -122.69167
コロンバス・クルー・スタジアム (コロンバス) ・ ジレット・スタジアム (フォックスボロ) ・ ザ・ホーム・デポ・センター (カーソン) ・ リンカーン・フィナンシャル・フィールド (フィラデルフィア) ・ PGEパーク (ポートランド) ・ RFKスタジアム (ワシントンD.C.)