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T-800とは?

T-800 / T-850 ターミネーター
「ボブおじさん」/ 守護者「おじさん」
ターミネーターのキャラクター
T-800の蝋人形(ロンドンのマダム・タッソー館)

【初登場】
ターミネーター
【作者】
ジェームズ・キャメロンゲイル・アン・ハード
【演】
アーノルド・シュワルツェネッガー(1984、1991、2003、2009年*、2015年)
ローランド・キッキンガー(2009年)
ブレット・アザー(2015年)
*アーカイブ映像のみ
【詳細情報】

【愛称】
モデル101
T-101
アーノルド・ターミネーター
【別名】
ボブおじさん(映画2作目)
守護者(映画5作目)
おじさん(同上)
【種族】
人造人間(サイボーグ工学)
【職業】
アサシン(映画1、4、5作目)
ボディーガード(映画2、3、5作目)
建設作業員(映画5作目)
潜入者
【国籍】
オーストリア
【モデル】
T-800 モデル101(映画1、2、4、5作目)
T-850 モデル101(映画3作目)

T-800(正式名称:Cyberdyne Systems Model 101 Series 800 Version 2.4)は、映画『ターミネーター』をはじめとしたターミネーターシリーズに登場する架空のアンドロイドである。アーノルド・シュワルツェネッガーが主に演じた。本記事ではT-800の改良型であるT-850T-888についても記述する。

シリーズにおけるアイコン的存在であり、登場する作品は多岐に渡る。

アメリカン・フィルム・インスティチュート (AFI) が企画した「AFIアメリカ映画100年シリーズ」の一環『アメリカ映画の名セリフベスト100』では、T-800の台詞「I'll be back」(「また戻ってくる」)、「Hasta la vista, baby」(「地獄で会おうぜ、ベイビー」)がそれぞれ37位と76位に位置している。

目次

  • 1 設定
    • 1.1 擬装用生体組織
    • 1.2 知覚能力
    • 1.3 出力
    • 1.4 コンピューター
    • 1.5 耐久性能
    • 1.6 その他
  • 2 T-850
  • 3 T-888
  • 4 作中における行動
    • 4.1 『ターミネーター』
    • 4.2 『ターミネーター2』
    • 4.3 『ターミネーター3』
    • 4.4 『ターミネーター4』
    • 4.5 『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』
    • 4.6 『新ターミネーター2』
    • 4.7 『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』
  • 5 使用銃器
  • 6 俳優
  • 7 外見モデル
  • 8 その他
  • 9 脚注

設定

ターミネーター』(以下『T1』と表記)の時間軸では、スカイネットによって2018年に試作され、2026年に量産が開始された人間抹殺用のアンドロイドである。正確には「サイバーダインシステムズ・モデル101シリーズ800」という型番があり、スカイネットでは「T-800 モデル101 サイバネティック生命体」としてデータベースに登録されている。T-800以前の機種であるT-600シリーズはゴム製の外皮を装着されていたうえ、人間としてはあまりにも大き過ぎる体格(身長約2メートル近く)の外見ゆえに至近距離では容易に識別可能であったのに対し、T-800シリーズは人工的に培養された生体細胞(筋肉、皮膚、毛髪、血液など)が人間の生体細胞と同様にチタン合金(特殊合金)の金属骨格を覆っており、本物の人間との識別は非常に難しくなった。体格に関してもT-600に比べ、より人間に近い身長(約190センチメートル近く)に改められている。

2018年の試作段階では未完成ゆえ、人間に擬態する以外には特に言葉も話せず(声帯模写の機能は備わっているが、使える状況にまだない)、表情もきわめてぎこちなかった。戦闘時も、基本的な格闘術がプログラムされていないためか、殴打または放擲ほうてきするくらいの単純な攻撃パターンのみであった。『ターミネーター4』(以下『T4』と表記)の時間軸では、生産拠点であるスカイネットセントラルが爆破されたために大量生産に支障をきたして予定が遅れ、T-800は8年後の2026年に量産体制を含めて完成することとなった。

上記の通り、人間には区別が非常に困難だが、はT-800と人間を的確に区別できる。犬に見破られる点は、後継機にあたるT-1000T-XTOK715も同じであるが、『ターミネーター2』(以下『T2』と表記)に登場したT-800は機械特有の不自然な所が少なくなっていたのか、劇中中盤にて逃亡先のエンリケの家では犬に吠えられていない。

『T2』での説明によれば、動力源であるパワーセルの寿命は約120年であり、予備電源も内蔵している。

『T2』以後は未来世界においてすでに旧式化しているとされているが、それを踏まえても21世紀初頭における科学技術から見れば、二足歩行ヒト型ロボットとしてはオーバーテクノロジーの産物である。特殊なチタン合金製のボディは、人間が素手で扱える程度の銃火器による銃撃では破壊はおろかダメージを与えることすら不可能であり、『ターミネーター3』(以下『T3』と表記)に登場したT-850の場合はT-Xのプラズマ砲の直撃で吹き飛ばされても機能が一時停止しただけですぐに復帰するなど、非常に堅牢なものとなっている。破壊ないしダメージを与えるためには対物ライフルダイナマイトなどの対物用兵器を使用するか、それら以外では下記にあるように非常に強い圧力や衝撃を与える必要がある。銃器では、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(以下『ジェニシス』と表記)で登場したT-800(刺客)にカイル・リースが撃ったバレットM82の銃撃が頭部に命中して機能停止するシーンにて、爆発物では『T1』の終盤にカイルがダイナマイトでT-800の下半身を吹き飛ばすシーンにて表現されている。また、未来世界の抵抗軍は主にフェイズドプラズマライフルと呼ばれるプラズマ砲を用いてT-800を撃破している。ボディは耐熱性にも優れており、冷却されても稼動できる。ただし、『ジェニシス』に登場したT-800(守護者)は、長期間の戦闘によって手の動作に支障をきたし始めていたことから、あまりにも長く稼働し続けた場合には磨耗まもうしたり劣化したりするようである。

ボディの胸部周辺にはケーブルがいくつも露出しているが、それらの耐久性もかなり高い様子である。また、『T3』ではケイトに銃撃された口腔内から銃弾を吐き出していることから口腔内も頑丈に設計されていることがうかがえるが、この時は「二度としないでくれ」とケイトに告げている。

当然のことながら、衝撃がボディの耐久度を上回った際には破損して大ダメージを負うことが、各作品で描かれている。

擬装用生体組織

T-800の金属骨格(エンドスケルトン)

T-800のボディを生体組織でカバーリングする工程は、専用の大型機械にかけて加工処理される。『T2』予告編では、金属骨格の両脇から、人の形を成した金型状の機械で全身を挟み込み、機械内部で生体組織でカバーされる描写がある。機械内部では、どのような手順で生体組織が形成されるのかは不明だが、劇中にてジョンが発見したT-800に関するデータには、ボディ全体を生体細胞で完全に被覆するには約数十日を要するらしいことが記されている。この事があってか、『ジェニシス』での冒頭シーンにて、生体細胞に被覆された状態のT-800が多数ストックされ、納められている保管庫が登場している。なお、この生体組織は基本的な生理機能が人間とほぼ同じであり、時間が経てば老化する。ただし、この生体組織の被覆は全てのT-800に施されている訳ではなく、あくまでも必要な場合にしか施されていないため、地上戦にて実戦投入されている個体は全て金属骨格(エンドスケルトン)の状態のままである。

ただ、この生体組織はあくまでもロボットである事を分からせないようにするために被せられているに過ぎないため、仮に損傷しても本体の動作にはほとんど影響しない。むしろ損傷箇所が邪魔になった場合や、正体を明かすために必要と判断した場合、あるいは損傷箇所の修繕を行なう場合などには、自ら剥がし取ることもある。ただし、この擬態用の生体組織カバーは、ボディの可動部品の動作音を(少なくとも人の耳に入らない程度に)抑える防音効果を兼ねているため、剥がれて喪失した場合にはその効果が失われてしまう。その部分を改めて衣服や手袋、サングラスや包帯などで覆えば、再び防音出来るようにはなるが、機械部分の損傷が激しい場合はその限りではない。

また、この生体組織には人間と同様の自己回復能力が備わっており、切創銃創などのごく小さな創傷程度であれば、そのまま放置しても自然治癒するが組織再生速度が人間のそれと同等であるため、著しい損傷を受けた場合には適切な処置を施さなければ組織が腐敗し壊疽えそを起こしてしまい、仮に処置を施して腐敗を防いでも再生し切るまでにはかなりの時間を要する。このため、組織が著しく損傷し、喪失した箇所によっては、ボディを十分に隠しきれず、擬態が成り立たなくなる事もしばしばある。

なお、生物としての痛覚は備えていないため、仮に生体組織へ著しく損傷を受けても行動には支障をきたさない。ただし、機能としての痛覚はプログラムされているようで、「痛み」のデータとして記録蓄積されている。また、この生体組織が人間のそれと大きく異なる点は、水分や栄養分などの補給を一切必要とせず、生命活動を完全独力で行っていることである。このため、生体組織を有するT-800であっても、人間のように食事から養分や水分を摂取する必要はなく、食物を消化して栄養分を吸収する機能も搭載されていない。これら生体組織の新陳代謝がどのように行われているかは、詳しく説明されていないため不明であるが、年月の経過によって徐々に老化が進んでは行く模様。なお、上位型のT-888は食物を摂取してエネルギーに変換することが可能である。

スカイネットが潜入型ターミネーターの開発に着手し始めた2018年時点では、2029年時点で送り込まれた機種とは事情が異なる。

知覚能力

視覚情報をイメージ処理する動作画面は、赤色の濃淡色で作中では表現されている。また、一度聴いた人間の肉声であれば完全に模倣もほうする能力も備えている。劇中にてT-800は、電話の通話において相手の声を再現して本人になりすまし、情報収集や標的を誘い出す、または敵側の詮索をかわすために応対するなどの目的に利用している。

これらの機能はボディに搭載された各種センサー類が担当する。擬態用の生体部分は単なる内部機構のカバーであるため、視覚センサーを自己修理するために眼球のカバーをT-800が自ら外すシーンが『ターミネーター』(以下『T1』と表記)で見られる。以後の作品でも生体組織が剥がれ、赤く光る視覚センサーがむき出しになるシーンがある。また、中枢部を破壊されるなどして機能を停止した場合、視覚センサーの赤い光は消える。こちらのシーンも同様に以後の作品で登場する。

出力

油圧システムにより供給されるパワーは非常に強力である。大柄の成人男性を片腕で投げ飛ばす、分厚いコンクリートの壁を突き破る、総計600kg近い重さの重火器類をまとめて装備、もしくは一気に持ち上げる、太い金属棒をねじ曲げる等、人間には到底出来ないような荒技を軽々とやってのける。『T4』では全身に溶鉱を浴び、それが冷え固まって身動きが取れなくなるが、その出力により関節部の凝固した金属を破砕している。その一方で創傷の縫合や握手、抱擁等、人間の繊細な動作や力加減なども可能である。

また銃を撃つ場合にも、銃の反動を完全に抑えることができるため、片手で撃っても精度の高い射撃を行うことが可能である。

反面、走る速力はそれほど高くはなく、普通の人間と同じ程度かそれよりやや速い速度で走行する。

コンピューター

課されたミッションが何であろうと、またどんな命令であろうと必ず遂行するようにプログラムされる。プログラムを書き換えることで、人間側の味方にすることもできる。『T1』に登場したT-800は終始無表情であり、およそ人間的な感情を見せることはなかったが、『T2』に登場した、人間側に捕獲されプログラムを書き換えられたT-800は、いくらか感情らしきものを見せることがあり『T2』では、ジョンに教わって笑顔を作ったり、ジョンと武器の調達をした際、互いに使えそうな武器を見つけ、ジョンに笑顔を見せたりもしている。更に『ジェニシス』でも、ぎこちないながらも笑顔を見せたりしている。これについては搭載されたコンピューターの以下の特徴が要因となっている。

本来、T-800のコンピューターの学習能力は高く、様々な抽象的概念までも理解できる。それは、人間社会の中で生活する事でより人間らしい行動を取れるよう設計されており、ジョークも理解できるようになるほどのものである。実際、『ジェニシス』にてT-800がジョークを言い、カイルが「ジョークが言えるのか?」と驚くシーンがあり、戦闘用アンドロイドの思考能力としては過剰性能だとも言えるが、「潜入型」であるT-800に人間への擬態を完全なものとさせる能力が持たされているのは必定である。

しかし初期状態では基本的な人格は極めて未発達であるため、人間と比較して表情が乏しく、常識的な行動が取れず、行動は「ロボット」らしい無機質なものである。

思考様式は極めて論理的で、視覚を含む五感によって周囲の状況を適切に判断する。その思考回路を支える知能回路は極めてコンパクトなモジュールに収められており、並列処理ニューラルネットワークによって高い処理能力と学習機能とを兼ね備えた電子回路である。だがこのモジュールはT-800が単体で送り出される時には、自発的な思考能力を抑制するよう学習機能に制限が設けられており、基本的には「読み出しのみ」に設定されている。

すなわちT-800は、「読み出しのみ」にセットされた状態の個体は感情を持たない無慈悲な戦闘マシーンであるが、学習機能への制限を取り払われた個体は人間の感情をも理解出来るようになる。ただし、機械であるため、感情を理解できても基本的には自身では持たないため、『T2』や『T3』で自らが破壊される事が分かっていても、恐怖で躊躇する様子は見られない。この他、『T1』では必要な場合のみを除いて一切言葉を発する事はなかったが、『T2』以降、人間の味方になった個体は人間に関わる事が多いため必然的に話す機会が多くなっており、敵のターミネーターに対しても決め台詞を飛ばしたりする事もある。また、自らの力で自壊させることは出来ないようであり、そうすることが必要となった際は、他の人間に破壊するよう頼んでいる。『T3』では、ケイトを保護したT-850が「死んでしまえ!」と罵倒された際は、ケイトの命令に必ず従うようプログラミングされていたが、「その命令には従えない。」と返している。

思考モジュールは形状的に「(銀色の)二廻り程小さな板チョコ」に良く似ており、表面には四角い突起が整列している。

OSLinuxを使用しており、カーネルのバージョンは「4.1.15-1.1381_SKYN12nnmp」であることが確認できる。一方『TG』に登場する個体(後述する刺客)のOSは「SKYSOFT KERNEL 4.92.384.42」であることが、再起動時の動作画面から確認できる。

耐久性能

耐久性は大変高く、装甲車程度と言われている。これは『T1』劇中にて、T-800の説明をするカイルリースがサラ・コナーに語っている。小説『新ターミネーター2』では、グレネードランチャーやRPGをストライクさせれば一撃で破壊可能と言われていたが、『T4』のプロトタイプが量産型より耐久性が高かった(諸説あり)とはいえ、グレネードランチャーをまともに何発も受けても無傷だったことから、一撃では倒せないと思われる。爆発耐性も高く、先述の通りグレネードランチャーにも耐えることが出来る。しかし、間接部分は他と比べて耐久性が低いので、『T1』でカイルリースが腰の部分に爆弾を入れたときは見事に下半身と上半身が分かれている。また、首の部分は特に弱いのか、T-8XX系統のほとんどは首を切断されて破壊されている。『T2:3D』のT-800(ボブおじさん)の大学のルームメイトであるT-800(やかん頭?)、『T3』のT-850、『TSCC』のT-888(クロマティ)、『T4』のT-800(プロトタイプ)、『TG』のT-800(刺客、守護者)などと例をあげたらきりがない。対物ライフルなどの爆発系以外の対物兵器には弱く、『TG』ではT-800(刺客)がサラコナーとT-800(守護者)が改造して威力を上げたバレットM82A1でパワーセルや予備電池などの重要機関を貫かれて機能を停止している。また、『T1』ではプレス機の圧に耐えられずに潰されているので、常に圧がかかるのは苦手なようである。

その他

本来、人間の殺害目的で生み出されたため、人体の構造についても詳細にプログラムされている。この事は『T2』劇中で、T-1000の攻撃により負傷したサラ・コナーの切創を縫合する際に、彼女との会話中で語られる。また『T4』ではマーカス・ライトの弱点が心臓であることを見抜いて攻撃している。

『T1』では躊躇なく人間を殺害しているが、『T2』では人間を負傷させる事はあっても殺害はしていない。ジョンから人間を殺害しないよう命じられて以降、精神病院の看守やSWAT等との戦闘時には死者を出さない程度に、怪我をしないように投げ飛ばしたり、気絶させる程度の強さで壁に打ち付けたり、足を狙った銃撃などの加減した攻撃を行っている。また、ジョンからの命令を受ける以前にも、バーで襲いかかってきた男の肩にナイフを刺すなどの攻撃を加えているが、致命傷は与えていない。しかしこうした判断には融通が利かないところもあるようで、命令された直後にサラのいる病院の正面ゲートの警備員の脚を撃ち、その事でジョンに責められても「死にはしない」と返している。更には『T3』にて登場したT-800の改良型、T-850は、負傷すらさせる事なく、簡単に人間をいなしてやり過ごしたりする動作を見せている。

あらゆる銃火器や乗り物などの扱いにも精通し、未来世界のフェイズドプラズマライフルから現代の小火器や対物兵器まで、何でも使いこなせる。また『ターミネーターシリーズ』の複数作品の劇中にて、車をキー無しで動かす(いわゆるホットワイヤーによる車泥棒)様子を見せている。これは改良型のT-850も含め、以降に開発されたターミネーター全てに共通している。

生体組織をまとうT-800の外見は人間と変わらぬ姿に擬態しているが、タイムマシンの関係で過去へタイムトラベルした機体は全裸であり、目立たないよう行動するには現地で自分の体格に合う衣服を確保する必要がある。そのため、『T2』以降ではタイムトラベルした直後に遭遇した人間に対して体格測定(SIZE ASSESSMENT)を行い、体格一致(MATCH)した相手の服を奪っている。

閃光弾など、強烈な光線を発する兵器を使用されると情報処理機能に一時的な不具合が生じる。また『T1』でカイル・リースにショットガンで近距離からボディを撃たれたり、『T2』でT-1000に投げ飛ばされた時などに見られるように、ボディに大きな衝撃を受けたり、小さな衝撃でも断続的に受けることで短時間ながら転倒したままの状態となる。小説『新ターミネーター2 最終戦争(上)』においても、ジョンがショットガンでT-800を一時的に機能不全にした後、プラズマライフルを鹵獲して止めを刺す描写がある。5作目になる『ジェニシス』では対物ライフル”Barrett M82A1”の狙撃を胸部に受けて機能を停止し、T-1000によってシステムを復旧されてからも同対物ライフルで首を撃たれて切断に至った結果、CPUのある頭部と動力源のある胴体の接続を絶たれて完全に機能を停止した。

T-850

T-800の改良型であり、骨格の外見上はT-800と際立った違いはないものの、T-800と比べボディの耐久性や知性など、全体的な性能そのものが向上している。 『ターミネーター3』(以下『T3』と表記)に登場するT-850の生体組織をまとった外見は、101型T-800と同一もしくはやや加齢された容貌であり、本タイプと遭遇したジョン・コナーが瞬時に1994年に現れたタイプ(T-800)と同じと認識したほど、ルックスが瓜二つとなっている。重量は、公式設定では約900kgであり、『T3』の劇中では倒れたT-850を起こそうとした人物から「やけに重い」と言われている。

動力源は腹部に内蔵された2基のパワーセル(水素電池)である。また『T3』の劇中において、T-Xプラズマ砲により損傷したパワーセルの一つを走行中の自動車から投げ捨てた際には、セルが小さなビル程度の規模の爆発を起こしてキノコ雲が生じた。『T3』の劇中終盤では、T-Xの口腔内にもう一つのパワーセルを押し込み爆発させることで、その威力が標的の破壊にも利用されている。なおパワーセルの片方を喪失しても機能上は何ら問題がなく、2本目のパワーセルを抜き取っても活動を継続できる。

T-800でも状況を随時把握、分析して戦術的判断を下す、ジョークを解するなど、高い学習・思考能力を有していた。T-850では嘘をついてケイト・ブリュースターを大人しくさせるなど、状況に応じた適切な判断能力があるのは勿論、更に国家規模の非常事態に際しても、高度な戦略的判断を独自に下せるなど、戦闘用アンドロイドには不釣合いな程の高度な思考能力を持っている。一説にはメインプロセッサのバージョンアップも行われているとされる。また、心理分析装置によって人間の感情も細かく読み取れるようになっているが、男女間の恋愛感情については専門外と『T3』劇中で自ら語っている。

人体の構造に精通している点は健在で、先述の心理分析機能と組み合わせた複合的な分析も可能となっている。T-Xに襲われた直後のジョンに怪我が無いかどうか(乱暴な方法だが)調べたり、T-Xに命を狙われたロバート・ブリュースターを助けなければ自殺すると言って銃口を頭に当てたジョンに対し、心拍数などから高い確率でジョンが自殺しないことを言い当てている。この他、ジョンやケイトに頼まれるまでもなく、人間を誰一人として殺すことはなく、骨折しない程度に手をひねって相手をいなしたり、墓地にて警察官の厳戒体制の中、ガトリングを乱射させたものの、怯ませただけで、誰一人被弾させる事もなく、負傷させることすらしなかった。

タイムマシンによる未来からの転送後は全裸の状態であるためT-800と同様、衣服を奪う目的で行きずりの人間の体格測定を行っている。その際、目立つ形状のサングラス(星型の派手なデザイン)は1度かけてから外し、その後オーソドックスな形のものへと取り換える様子を見せた。これについては、小説版にてジョンの記憶にある101型のイメージに近づくためであると説明されている。

また処理能力の向上に伴い、運動性能の向上も見られ、T-800よりも格段に自然な動作を行なう等の違いが現れている。

知能に加え、戦闘能力(格闘能力等)や耐久性にも非常に優れており、対人用の銃火器はもはや通用しない。『T3』劇中でのT-Xとの戦闘シーンからは、通常の銃器や重火器での破壊は望めない様子である。ケイトに撃たれた際には弾丸を口にくわえて受け止め、吐き出すといったシーンもあり、口腔内も頑丈であることがわかる。しかし、同映画にてT-Xにダメージを与えようと高圧ケーブルを使って感電させる攻撃を試みているが、自らも電流によりダメージを受けている(T-Xは内蔵された保護装置により大きなダメージはなかった)。また、頭部を踏みつけるT-Xの攻撃によって頚部が破損し、胴体から頭部を分断される損傷を受けた(後に自力で頭をはめ直して修復している)。コミック版によると、T-Xは力・知能・耐久性すべてを上回っており、強いて勝っているとすれば経験だとの記述通り、T-X、T-1000共にT-800シリーズより高性能ではあったが、状況に応じた柔軟な戦闘を行い、待ち伏せによる不意打ちや、敵の行動を予測して先回りする計画性、鹵獲した武器や車両及び爆発物などを用いた時間稼ぎ、堅牢な初期設定保護、バックアップとリブートによる行動の継続機能によって各上位シリーズを破壊。課された任務を2体共に遂行している。

なお『T3』に登場したT-850は、未来世界においてジョンを殺害している。T-850は「ジョン・コナーは少年時代の出来事から、101型(T-800)に特別な思い入れがあり、抹殺には私が選ばれた」と語っている。その後ジョンの妻で抵抗軍の副司令官ケイト・コナー(2032年時点の姓で、『T3』劇中の2004年時点では終始ブリュースター姓)に捕獲され、リプログラムを施されさらに「ケイトの命令に従う」、「ジョンとケイトをT-Xや『審判の日』から生き延びさせる」という命令を与えられて2004年のロサンゼルスへと転送された。その事もあってか、終盤にてT-Xの襲撃を食い止める最中にジョンから自らを守り通してくれた事に対する礼を言われた際は「また会おう。」と返している。

T-888

T-8XX系列の改良型であり、現代世界では驚異的な性能を誇る。テレビドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』において未来世界から現代世界へ複数機が送り込まれており、ジョン・コナーの抹殺をはじめ、それぞれに任務が与えられている。作中では、「メタル」と呼称される事がある。金属骨格はコルタンで形成されており、耐熱性がT-8XX系列中で最も高い。そのため、処分するにはかなりの高温で焼却する必要がある。しかし、チタン合金より耐久性が劣るので、抵抗軍の兵器対策(主にT-800を簡単に破壊できるプラズマライフルなど)として、耐久性を上げるより耐熱性を上げた方が効果的だったと予想される。車に挟んだだけで腕が捥げる、クロマティ(T-888)が同型のT-888のボディを立ったまま簡単に金属の棒で貫通させたことからも耐久性が無いことを感じられる。(新型のT-1000でも旧型のT-800が床に倒れていないとボディを貫通させられない)エンドスケルトン状態での外観は、T-800やT-850に酷似している。 基本的な性能はT-800やT-850とほぼ変わりないが、2種と異なるところは人間同様に飲食物の摂取が可能である点と、休眠機能(休眠中は生体組織が老化しない)を持つ点である。

T-1000T-X等と同様に俊敏に走行できる。高電圧などにより機能停止した場合でも、約120秒後に再起動が可能である(旧型のT-800は電気で停止しないのでこれは高電圧による機械の破壊を防ぐ保護機能だと考えられる)。また、首と胴体が分離した状態でも、胴体部分を遠隔操作できる。エンドスケルトンの耐久性が他のT-8XX系列に劣るためか対物ライフルの攻撃で、頭部がはじけ飛んだ個体もいた。

T-800やT-850よりも潜入能力が高く、人間社会へ容易に溶け込んでおり、一緒に生活していても普通の人間は全く気付かないほどである(ただし、表情などの面の不自然さが残っていることもある)。

T-800と同様に、頭部にはコンパクトな思考モジュールが内蔵されている(T-800の思考モジュールとは若干形状が異なる)。テレビドラマ後半では、この思考モジュールへ更に改良が加えられ、取り出されて空気に触れた際に自然発火するように改造されていた(人間に再プログラムされることを防ぐため)。

機動性は他のT-8XX系列をはるかに上回っているが、耐熱性はあっても耐久性が無いので総合的にはT-800よりも戦闘能力が低い。その為か、過去に送られているT-888は暗殺などの戦闘よりも、人間社会に潜伏して未来の戦争に備えるという任務をもつ個体の方が多い。

作中における行動

『ターミネーター』

2029年、人類と機械との戦争の最中、機械側の中枢コンピューター『スカイネット』が、人類側のリーダー、ジョン・コナーを歴史から抹消させるため、彼の母親となるサラ・コナーの暗殺を命じられて1984年のロサンゼルスに送り込まれる(以降、本項目ではT-800はターミネーターと表記)。

目的地に送り込まれると、早速、目的遂行のため行動を開始、道中で絡んできた不良から服と靴を奪う。さらに停まっていた車を盗み、市内の銃器店で店主を殺害して店内の銃を強奪し、サラ・コナー殺害へと向かう。スカイネットのデーターベースにはサラの名前と居住地のデータしか無かっため、電話帳の順番に同姓同名の女性を殺害していく。やがてサラの自宅にて、友人のジンジャーとマットの二人を殺害した際、サラ自身からの電話で彼女がテクノワールというクラブにいることを知り、サラの顔写真の載っている身分証明証と手帳も入手。 遂に本物のサラ・コナーを探し当てて殺害しようとするが、サラの暗殺を阻止するべく人類側の送り込んだ戦士、カイル・リースによって寸前のところで阻まれてしまい、取り逃がす。

その後は、カイルとの戦いで損傷した箇所を自ら修理しつつ、サラ殺害のため、二人が勾留された警察署へと単身乗り込み、警官達を殺害しながらサラとカイルに迫るが、またしても取り逃がしてしまう。そこで入手した手帳からサラの母親の住所を突き止め、母親を殺害すると母親の声真似をしてサラの潜伏先を聞き出す。そうして二人の潜伏するモーテルに奇襲を仕掛けるが、カイルが先にターミネーターの来襲に気づき、二人は逃走。ターミネーターもすぐにその後を追う。やがてバイクから巨大なタンクローリーへと乗り換え、サラを轢き殺そうと試みるが、カイルの仕掛けた手製の爆弾をタンクローリーに投げ込まれ、自ら諸とも車両は破壊炎上させられてしまう。車両から火だるまになりながら降り、倒れ込み、焼き尽くされたかに思われたが、燃えたのは表面の皮膚細胞だけであり、金属骨格は無事だった。

その金属骨格を露にしたターミネーターが迫り来る中、そのまま二人は近くの工場へと入り込む。必死の抵抗をするカイルに瀕死の重傷を負わせ、なおもサラを追い詰めるが、カイルの最期の抵抗で下半身と左手を爆破され、失ってしまう。それでも尚、しぶとく残った右手と左手を失った腕を使って這いずり寄り、足を負傷したサラに追いすがるも、そのままプレス機の下まで誘導され、サラがプレス機を起動したことで粉々に圧砕され、遂に機能を停止し、完全に破壊された。 この後、サラはカイルとの子としてジョンを身ごもったため、結果として任務は失敗に終わる。 一方で、ボディの残骸(破損したブレインチップ及び、無傷の右腕)はサイバーダイン社により回収された。 これにより歴史が書き換えられ、スカイネットの開発及び審判の日が数年早まることとなる。

『ターミネーター2』

ターミネーターとサラ達との死闘から10年。

『T1』では2029年において最新鋭の機体であったが、前作の出来事がきっかけで歴史が改変され、開発が数年早まったため、今作の2029年の戦場においては通常戦力として多数投入されている。 スカイネット側が今度は少年期のジョンを殺害するために新型ターミネーター、T-1000を送り込まれたのを受け、人類側からもジョンを守るよう再プログラミングを受けたT-800が送り込まれ、死闘を繰り広げる。

ジョンの保護の命を受けてロサンゼルスに送り込まれ、近くのバイカーバーから衣服とショットガン(ウィンチェスターM1887)、移動手段のバイクを強奪して行動を開始。捜索途中でジョンを発見、T-1000との一戦を交えるもどうにか保護する。そのまま安全圏まで逃げようとするが、ジョンの頼みで、母のサラの救出に向かう。その直前に、人間を殺さないように命令を受ける。

サラを発見するも、かつて自分を殺害しようとした個体と全く同じ外見をしていたため、恐れられ逃げられてしまうが、その際、サラを押さえ付ける病院の職員を殺さない程度に痛め付けていなす。「自分は味方だ。」と告げ、へたり込むサラを起こした直後に再びT-1000に襲撃され、その際にサラが負傷するも、再び振り切る事に成功、事なきを得る。

自らの修理の際、かつての経験により、T-800を信じきっていなかったサラにチップを破壊されそうになるものの、ジョンの必死の説得により、事なきを得る。その後、サラのケガの治療を終え、車での移動の間の過程でスカイネットが出来上がった経緯をサラに説明し、サラの友人のエンリケの元で暫く過ごし、その過程でジョンと交流を深めるT-800の姿を見てサラからも次第にT-800に対する見方を改められ、理解されるようになる。その後、夢で審判の日を見たサラがスカイネットの基礎を作ったサイバーダイン社の社員、マイルズ・ダイソン殺害に向かった事が分かると、サラを止めるべく、ジョンと共にダイソンの自宅に向かい、サラを止める。そして自らの腕の皮を剥がして金属骨格になった腕を見せて正体を明かす。 ダイソンにこれまでの経緯を説明すると、ダイソンは最初に送り込まれたT-800の腕やチップ、マイクロプロセッサ等の破壊の協力を申し出る。警察隊に包囲されるという苦難もあったものの、ダイソンの犠牲とT-800の活躍により一切のデータや記録は破壊され、焼き尽くされた。直後にT-1000の襲撃を受け、カーチェイスを展開。T-800の捨て身の攻撃により、T-1000の乗る液体窒素を積載したタンクローリーを横転させ、そのまま製鉄所へ突っ込ませる。

大量の液体窒素を浴びて凍り付いたT-1000を木端微塵にするも、溶けた鉄の熱により融解、再生されてしまう。T-1000は機能異常を起こしていたものの、軟体を駆使した攻撃に苦戦する。結果、左腕を失い、胴体を突かれたことで動力源を破損されて機能停止に追いやられる。だが、予備電源で復活。サラとの共闘でT-1000にダメージを与え、グレネードランチャーで体を吹き飛ばして溶鉱炉に突き落とす。それにより、T-1000は消滅し、遂に破壊に成功する。その後は、(1984年に現れた個体の)T-800の腕とチップを溶鉱炉に落として破壊する。しかし、自らの存在がスカイネットの発生に繋がることを憂慮して、泣いて止めるジョンの命令をこの時だけは聞かずにサラに自らを溶鉱炉に沈めるよう頼んだ。この瞬間、T-800は初めて人間の悲しみの感情と生命の尊厳を理解する。自分の死を泣いて悲しんでくれるジョンに抱擁を、サラから自らとジョンを守り通してくれた事に感謝の握手を交わすと、そのまま鎖に掴まってそのまま溶鉱炉に沈み込み、右手のサムズアップと共に消滅した。

『ターミネーター3』

これまでのT-800ではなく、改良型のT-850が登場する。

T-1000との死闘から更に月日が流れ、ジョンの味方となる人類側の未来の戦士の抹殺の命を受けて新たに2032年から送り込まれた対ターミネーター用のターミネーターT-Xと、ジョンとその妻になるケイト・ブリュースターを保護し、審判の日を確実に生存させる命を受けたターミネーターが未来の存亡をかけた死闘を繰り広げていく。

T-Xが送り込まれたほぼ同じ時間に送り込まれたターミネーターは、近くのストリップバーに乗り込み、そこでストリッパーの男性から服を奪い、車と武器の調達などの準備を整えながら、ジョンとケイトのもとへ向かう。

T-Xに襲撃され、絶体絶命のピンチになっていたケイトを間一髪で救出した直後にT-Xとの最初の戦闘になるが、T-Xの放つ強力なプラズマ砲をまともに受けて機能が一時停止してしまう。現場に駆けつけたレスキュー隊の目前で再起動、奪ったバイクで二人とT-Xを追跡する。T-Xに遠隔操作されている車の妨害を切り抜け、T-Xの乗る巨大なクレーン車を策を用いて横転させる事に成功、ようやくT-Xの追跡を振り切った。

車中にてジョンに対し、審判の日は先伸ばしになっただけでもはや回避不可能である事を明かし、先程のT-Xとの戦いで2本あるパワーセルのうちの破損した1本を捨てながら(この時、捨てた直後にかなりの規模の爆発を起こしている)、T-Xが自分よりも耐久力、知性、力すべてを上回っており、遥かに優秀な殺人マシーンである事、自分は旧式のモデルであり、破壊は不可能だろうとも告げつつ、そのままサラ・コナーが眠るグリーン・ローン墓地へと向かっていく。そこで、サラの棺の中に納められた大量の武器を見せ、サラが来るべき時に備えていた事も明かした。 そこへ、先の騒ぎを聞き付けた警察官に囲まれ、ケイトとはぐれてしまう。だが、T-850はその厳戒態勢を物ともせず、威嚇射撃で死者はおろか、負傷者すら一人も出すことなく、霊柩車を奪って乗り込むと、婚約者に変身していたT-Xに殺されかけていたケイトを間一髪で救出。T-Xをロケット砲で吹き飛ばす。さらに追いすがるT-Xを、通りすがりのセミトレーラーに衝突させ、追跡を回避する。

逃走先のキャンプ場にて、T-Xの暗殺対象者にケイトの父、ロバートが入っている事、ロバートが後にスカイネットに発展する自動軍事システムの開発を担っている事を明かす。 すぐさま彼を助け、尚且つ今度こそスカイネットを止めに行こうと言うジョンに対し、T-850は全く動こうとはしない。しかし、ケイトがロバートの救出をT-850に懇願すると、あっさりと態度を変えてロバートの下へ向かう事を決定した。実は彼を派遣したのはジョンではなく、未来でジョンの妻となっているケイトである事が発覚、更にジョンの暗殺命令をスカイネットから受けて自分がジョンを殺した事も告げた。

ジョン抹殺の経緯を話しながら、ロバートのいるCRSへ到着したが、時既に遅くスカイネットは起動しており、さらにT-Xによってプログラムを書き換えられたT-1やハンターキラーらの試作機が起動させられ、これらの攻撃によって施設内は壊滅状態となっていた。さらに、ロバートもT-Xによって致命傷を負わされ、二人にクリスタル・ピークへ向かう手筈を教えると息絶えてしまう。悲しみにくれるケイトを立ち上がらせて飛行場へ向かう。 道中、T-Xに三度遭遇。T-850は二人を逃がし、激しい肉弾戦を展開するが、性能の差はあまりに大きく、遂に破壊され、更にプログラムを書き換えられ二人の抹殺を命じられてしまう。危うくジョンを抹殺しかけるも、ジョンの必死の呼び掛けと、元々あったジョンとケイト保護の命令がT-Xからの命令に反発。システム内で衝突した影響で、一時的に機能停止に陥ってしまう。

その後、クリスタル・ピークの核シェルター前で二人に迫るT-Xをヘリで押し潰した上、吹き飛ばして救出。閉じ掛けた巨大な防護扉の動きを食い止めて二人を中へ誘導する途中、ヘリに押し潰され金属骨格だけになったうえ、下半身を失ったT-Xが追い縋ろうとしていた。T-850がT-Xを食い止めている隙に内部へ逃げ込むジョン。 別れ際に礼を言うジョンに対し「また会おう。」と意味深な言葉を告げた後、ジョンの足にT-Xが掴み掛かるも、それを引き離すと、自らから逃れようと激しい咆哮を上げながら暴れるT-Xを必死で抑え込み、自らの胸部から最後の水素電池を取り出し、尚ももがくT-Xの口内に突っ込み、「お前を抹殺する。」と言う言葉と共に両者もろとも爆発によって破壊された。 なお、それでも上半身のみの状態でしばらく機能していたが、動力をすべて失ったことから機能停止した。

『ターミネーター4』

『T4』に唯一登場するT-800で、既に骨格が生体組織で覆われている。また、今作のT-800はプロトタイプである。人間的な動きのデータを得ることを目的としたマーカスの動作をプログラムされており、T-600などの旧式のモデルと比べて非常に人間的であり、暴走するT-600を素手で破壊するほどの性能をもつ。 また、変声装置を使って標的をおびき寄せる等の知能を持ち、2018年では最新鋭の高性能ターミネーターである。

スカイネットセントラルの独房にて、上記の通り生体細胞で覆われた個体が登場する。外見はそれまでの過去作に登場した個体の(シュワルツェネッガーの)それとほぼ同じだが、試作型であるためか表情が乏しく、ロボットとしての一面が強く出ており、(この状態では)言葉も発してはいない。

スカイネットセントラルに潜入し、囚われた人々を救出しながら、カイル・リースを探していたジョン・コナーの前に現れる。 奮戦するジョンだったが、T-800は持ち前の圧倒的なパワーを駆使してジョンを苦戦させる。 カイルを保護しながら戦うジョンにグレネードランチャーで生体細胞を焼き落とされるものの、特に問題なく行動し、窮地に追い込むが、マーカス・ライトに妨害される。カイルを安全な所へ逃がした後、ジョンとマーカスとの共闘による2対1の不利な状況に持ち込まれるが、終始優勢を保ちマーカスの弱点が心臓である事を見抜き、心臓への強力な打撃でマーカスを戦闘不能に追い込む。 再びジョンと一対一の戦いに持ち込むが、隙を付いて自らの背後にあった溶鉱の貯まったタンクを破壊されて溶鉱を浴びせられ、さらに液体窒素を浴びたことで溶鉱を固められ、一時的に動きを止められてしまう。 だが、間接部分に固まった溶鉱を破壊して自由になり、マーカスを蘇生させようとしたジョンを背後から鉄骨で刺し貫き瀕死に追い込むが、直後に蘇生したマーカスに、ジョンを貫いた鉄骨を逆に利用されて首を引き千切られ、破壊された。

ラストで開発の拠点であったスカイネットセントラルが破壊されたため、これにより本格的な完成および投入は2026年まで遅れることとなった。

『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』

何者かにサラを守るように再プログラムされた個体(日本語版表記:守護者、英字表記:Guardian)と、『T1』同様にサラへの刺客として差し向けられた個体の2体が登場する。両者共に活動開始時は青年姿の生体組織で覆われていたが、守護者は経年に伴い組織も老化し、1984年時点で中年、2017年時点で老年の容姿になっている。

守護者
1973年にT-1000の襲撃で両親を失った当時9歳のサラを保護し、彼女に未来の出来事を教え、戦闘訓練を積ませた。その傍ら、当時入手可能な資材に未来の技術を用い、タイムマシンを建造している。サラからは父親同様の存在として「おじさん」と呼ばれている。
1984年になって、サラの刺客として現れたT-800と交戦、やや押され気味ではあったがサラの対物ライフルによる銃撃の手助けを受けて機能停止させることに成功、その後はサラの保護のために送り込まれたカイルがT-1000に命を狙われていた所を保護する。カイルからは警戒されながらも、サラのとりなしにより一応の信頼を得た。当初はサラと共に1997年へタイムトラベルしてスカイネットをサイバーダイン社ごと破壊する予定だったが、カイルから彼のタイムトラベル時に起こった出来事を聞き、懐疑的になるサラを諭して行き先を2017年に変更する。自身はT-1000を破壊する際の戦闘で生体組織に負った大ダメージがタイムトラベルに影響するため、同行を断念してカイルとサラを送り出し、2017年での合流に備えて物資や情報を調達していた。約30年間も人間社会に潜伏したことから、依然として自然な表情を作るのは苦手なものの、ジョークを言うなど人間らしい一面を見せるようになっているが、長い間活動し続けた結果、外見だけでなく内部構造の劣化も進んでいる。
T-3000からの襲撃からサラとカイルを守りつつ、スカイネットとしての誕生の準備が着々と進むジェニシスがあるサイバーダイン社へと向かう。そこでT-3000との激しい肉弾戦を繰り広げ、片腕をもがれるなど苦戦を強いられるものの、最後はサラとカイルの手助けを受けて、未完成の時間転送装置に自らもろともT-3000を叩き込み、カイルにサラを託した上で装置を作動させる。途中で装置から弾き飛ばされ液体金属の中に没したが、T-3000の破壊には成功した。その後は液体金属を取り込み、破損箇所と生体組織を代替する形で復活を遂げた。
なお、守護者をサラのもとに送り込んだ人物の素性は、守護者曰く「関連するファイルが消去されている」とのことで不明である。T-3000によれば「削除された時間軸の遺物」とされている。
刺客
1984年に到着直後、遭遇した不良たちから衣服を奪おうとするが、出現を予期していた守護者とサラに待ち伏せされ、機能を停止させられる。その後、サラのアジトへ持ち込まれたところに追跡してきたT-1000によってシステムを復旧され、カイルに襲いかかる
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出典:wikipedia
2018/12/05 23:43

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