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広島市とは?

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出典検索: "広島市"ニュース 書籍 スカラー CiNii J-STAGE NDL dlib.jp ジャパンサーチ TWL
(2015年11月)

ひろしまし
広島市
元安川沿いにある原爆ドームと広島都心部
広島城 | 広島平和記念公園
紙屋町・八丁堀 | 縮景園

 | 
広島市旗 | 広島市章

【国】
日本
【地方】
中国地方山陽地方
中国・四国地方
【都道府県】
広島県
市町村コード
34100-2
法人番号
9000020341002
【面積】
906.68km

【総人口】
1,194,643[編集]
(推計人口、2021年9月1日)
人口密度
1,318人/km
【隣接自治体】
呉市東広島市安芸高田市廿日市市
安芸郡熊野町海田町府中町坂町
山県郡北広島町安芸太田町
(海を隔てて)江田島市
【市の木】
クスノキ
【市の花】
キョウチクトウ
【市の歌】
広島市歌(1965年制定)
広島市役所

【市長】
松井一實
【所在地】
730-8586
広島県広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
北緯34度23分6.9秒 東経132度27分19.1秒 / 北緯34.385250度 東経132.455306度 / 34.385250; 132.455306座標: 北緯34度23分6.9秒 東経132度27分19.1秒 / 北緯34.385250度 東経132.455306度 / 34.385250; 132.455306
広島市役所庁舎位置


広島市役所庁舎
【外部リンク】
広島市

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村



【特記事項】
市章は1896年5月19日制定
ウィキプロジェクト

広島市(ひろしまし)は、広島県西部の安芸地方に位置する広島県県庁所在地で、政令指定都市である。人口は約119.5万人。

中国地方の中西部にあり、市域は、中区東区南区西区安佐南区安佐北区安芸区佐伯区の8区で構成される。 中国・四国地方で最大の人口を有するでもあり、大企業支店官公庁出先機関が多く拠点を置く中国地方支店経済都市地方中枢都市である。

小惑星(2247) Hiroshimaは広島市にちなんで命名された。

概要

おりづるタワー原爆ドーム
広島市CBD
広島市都心部袋町停留場鯉城通り
広島市都心部遠景

世界史上初めて核兵器(原子爆弾)で爆撃された都市として、世界的に知名度が高い。それ故に、「国際平和文化都市」としても一定の影響力を持っており、広島市長の発案で創設された「平和首長会議」には150を超える国から4,600以上の自治体が加盟している。第二次世界大戦以前には「軍事都市」であった歴史とは対照的である。

広島市への原子爆弾投下」も参照

古代中世には現在の広島市街地がある太田川デルタ(三角州)は形成されておらず、安芸国の中心としては国府が現在の安芸郡府中町または東広島市西条にあったと推定され、太田川中下流域の祇園・戸坂 から可部 にかけて荘園、郷が広がっていた。16世紀末、戦国武将の毛利輝元が太田川デルタを干拓して築城を開始したのをきっかけに地域の中枢機能が太田川デルタへ移り、都市としての広島の発展が始まった。江戸時代には、広島藩42万石の城下町として浅野氏のもとで発展した。明治時代に入ると、陸海軍の拠点が集中する軍事都市(軍都)となり、特に日清戦争時には広島大本営が置かれて明治天皇が行在し、第7回帝国議会は広島市で開かれるなど、臨時の首都機能を担った。

第二次世界大戦末期の1945年8月6日、アメリカ軍戦略爆撃機B-29エノラ・ゲイ」によって広島市中心部の相生橋上空に原子爆弾「リトルボーイ」が投下され、きのこ雲が立ち上り、市街地は一瞬にして破壊された。投下当日中に数万人、1945年末までに推計13万人の人命が奪われ、生存者も火傷痕(ケロイド)、放射線後遺症、精神的後遺症(PTSD等)、遺伝への不安に生涯苦しむなど、市民が経験した苦痛は人類史上類を見ないものであった。

1945年の原爆投下後は一時的に死亡者が急増して人口が大幅減少した。広島市の人口の20パーセント近くが減少したが、戦後重工業マツダなどの自動車産業を中心に見事復興し、現在では日本の主要な工業都市となっている。1980年4月1日には札幌市川崎市福岡市(3市とも1972年4月に指定)に続いて全国で10番目となる政令指定都市に指定された。1985年3月に人口が100万人を突破し、現在では全国の市で10番目の人口を抱える(→日本の市の人口順位)。中四国地方最大の人口を誇り、地域内では唯一の100万都市である。また、札幌市仙台市福岡市とともに地方中枢都市の一角を担う存在である。地方中枢都市の中では唯一(狭義の)地下鉄が通っておらず、市内交通は路面電車広島電鉄とバスが担っている。特に路面電車は規模・乗車人数において国内最大であり、日本一の路面電車の街となっている。

名称について

同市は別名、「3Bの街」とも言われている。これは、

バス(bus)
市内にはバス路線が多い。
支店(branch)
東京、大阪等に本社を持つ企業の支店が多い(支店経済都市)。
橋(bridge)
市街地がデルタ地帯にあるため、長さ2メートル以上の橋が約2,600もある。

ということに由来する。

東で東広島市と、北で北広島町と隣接している。なお、北広島市は広島県ではなく北海道に存在する。北広島市が北海道にあるのは、明治時代に広島県人が北海道札幌県札幌郡に入植し、それにちなんで自治体名を札幌郡広島村(その後広島町、北広島市に名称変更)としたためである。

市名の由来

広島という名称は、戦国時代末期の1589年、この地を支配した戦国大名の毛利輝元が築城に際して命名した。第二次世界大戦後に新字・現代かなづかいになる以前は「廣島(廣嶋)」と表記した。

輝元の時代、この地は太田川河口デルタの形成途上にあり、箱島(今の白島地区)や日地島(比治山)などの中洲が点在する五箇庄(ごかのしょう)と呼ばれていた。これらの中で最も広い島(実際には2番目)に築城したことから「広島」と命名したとされるが、輝元には別の意図もあった。広島築城事業は、当時112万石 の「西国の雄」毛利家が、本拠地をそれまでの吉田郡山城から移して新たに築こうという大事業であり、城の名称には家運長久の願いが込められた。毛利氏は代々、大江広元の末裔であることを誇りとしており、「元」のほか「広」もに使用する字の一つとしていたことや「広大」「末広」の良縁起から「広」の字を冠することとし、「島」については城普請案内を務めた普請奉行の福島元長の名字からとって命名した。

地理

 |  | 
中心部から南
 |  | 
中心部から北

位置

南は瀬戸内海に面し、広島湾となっている。 市の中心部を流れる太田川の河口に開けた三角州上に市街地が形成されている。太田川デルタを中心に広島平野が形成されているが、それを取り囲むように市の西部・北部・東部は丘陵地帯となっている。

地形

市域の80%は丘陵部であり、平地部は太田川デルタの海抜ゼロメートル地帯と北の祇園大橋(海抜5m)から可部(海抜22m)にかけての河谷平野部がほぼ平地部であるが、その周辺の山腹は宅地化が進んでおり安佐南区の伴南は標高約220m、山本新町は約197m、西区の己斐大迫は173m、古田台196mなどで造成地は山の中腹あたりまで広がっている。もちろんデルタ地帯からの連続では無い地域では佐伯区湯来町の杉並台のように標高400m 近いところもある。広島市の最高地点は佐伯区湯来町と廿日市市玖島にまたがる大峯山(おおみねやま)で標高1040mである。

以上の広島市の造成地などを含めた可住地面積率は3割ほどで市域の7割は山林である。

山地

主な山

河川

主な川

湾岸

島嶼

主な島

気候

広島市
雨温図(説明)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
46
10
2
 | 
64
11
2
 | 
118
15
5
 | 
141
20
10
 | 
170
24
15
 | 
227
27
20
 | 
280
31
24
 | 
131
33
25
 | 
163
29
21
 | 
109
24
15
 | 
69
18
9
 | 
54
12
4

気温(°C)
総降水量(mm)
出典:気象庁

インペリアル換算
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
1.8
50
36
 | 
2.5
52
36
 | 
4.7
58
41
 | 
5.6
68
50
 | 
6.7
76
59
 | 
8.9
81
68
 | 
11
88
75
 | 
5.2
91
77
 | 
6.4
84
70
 | 
4.3
75
59
 | 
2.7
64
48
 | 
2.1
54
39

気温(°F)
総降水量(in)

沿岸部から中山間地域までを市域にもつため気候は複雑である。市域北部(安佐北区、安佐南区、佐伯区北部)は日本海側気候瀬戸内海式気候の境界に当たるが、市域南部は瀬戸内海式気候で晴天の日が多く温暖である。は暑く、瀬戸内海特有のも発生する。しばしば摂氏35度以上の猛暑日を記録する。には空気が乾燥して晴天になる日が多いが、冬型の気圧配置が強まると北西の季節風の影響で雪が降ることもある。山間部の気温緯度の割に低く、冬にはよく氷点下まで下がる。降雪日数は瀬戸内海沿岸都市の中では多いが、積雪は市北部を除けばそれ程多くはならない。しかし、稀に雪雲が絶えず日本海より供給され続け市内中心部でも10から15センチ程度の大雪に見舞われることもある。路面凍結も起こり、国道488号のように冬期は閉鎖される道路もある。冬からにかけては、中国大陸由来の黄砂が飛来して視界が霞んだり、うっすら積もることもある。広島気象台は1987年12月22日に中区の江波山公園から繁華街の中区上八丁堀に移転したため、気温などがデータ上大幅に上昇した。旧広島気象台は広島市江波山気象館として保存されている。

広島市の年降雨量は1349mm で全国平均(1596mm)より少ないが、瀬戸内でも顕著な少雨地域である岡山市(921mm)や高松市(872mm)よりは多い。年間降水日数は90日で、全国5番目に降水日の少ない県庁所在地である。


広島市(広島地方気象台)の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
【12月】

最高気温記録 °C (°F) 18.8
(65.8) | 21.5
(70.7) | 23.7
(74.7) | 29.0
(84.2) | 31.5
(88.7) | 34.4
(93.9) | 38.7
(101.7) | 37.9
(100.2) | 36.9
(98.4) | 31.2
(88.2) | 26.3
(79.3) | 22.3
(72.1) | 38.7
(101.7)
平均最高気温 °C (°F) 9.9
(49.8) | 10.9
(51.6) | 14.5
(58.1) | 19.8
(67.6) | 24.4
(75.9) | 27.2
(81) | 30.9
(87.6) | 32.8
(91) | 29.1
(84.4) | 23.7
(74.7) | 17.7
(63.9) | 12.1
(53.8) | 21.1
(70)
日平均気温 °C (°F) 5.4
(41.7) | 6.2
(43.2) | 9.5
(49.1) | 14.8
(58.6) | 19.6
(67.3) | 23.2
(73.8) | 27.2
(81) | 28.5
(83.3) | 24.7
(76.5) | 18.8
(65.8) | 12.9
(55.2) | 7.5
(45.5) | 16.5
(61.7)
平均最低気温 °C (°F) 2.0
(35.6) | 2.4
(36.3) | 5.1
(41.2) | 10.1
(50.2) | 15.1
(59.2) | 19.8
(67.6) | 24.1
(75.4) | 25.1
(77.2) | 21.1
(70) | 14.9
(58.8) | 8.9
(48) | 4.0
(39.2) | 12.7
(54.9)
最低気温記録 °C (°F) -8.5
(16.7) | -8.3
(17.1) | -7.2
(19) | -1.4
(29.5) | 1.8
(35.2) | 6.6
(43.9) | 14.1
(57.4) | 13.7
(56.7) | 8.6
(47.5) | 1.5
(34.7) | -2.6
(27.3) | -8.6
(16.5) | -8.6
(16.5)
降水量 mm (inch) 46.2
(1.819) | 64.0
(2.52) | 118.3
(4.657) | 141.0
(5.551) | 169.8
(6.685) | 226.5
(8.917) | 279.8
(11.016) | 131.4
(5.173) | 162.7
(6.406) | 109.2
(4.299) | 69.3
(2.728) | 54.0
(2.126) | 1,572.2
(61.898)
降雪量 cm (inch) 3
(1.2) | 3
(1.2) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 0
(0) | 2
(0.8) | 8
(3.1)
平均降水日数 (≥0.5mm) 6.8 | 8.3 | 10.6 | 9.9 | 9.7 | 11.9 | 11.6 | 8.6 | 9.6 | 7.1 | 6.9 | 7.6 | 108.6
平均降雪日数 (≥0cm) 8.2 | 6.5 | 2.3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 4.6 | 21.8
% 湿度 66 | 65 | 62 | 61 | 63 | 71 | 73 | 69 | 68 | 66 | 67 | 68 | 67
平均月間日照時間 138.6 | 140.1 | 176.7 | 191.9 | 210.8 | 154.6 | 173.4 | 207.3 | 167.3 | 178.6 | 153.3 | 140.6 | 2,033.1
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、気温極値:1879年-現在)


広島(広島地方気象台・江波山公園)・1961 - 1990年平均の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
【12月】

平均最高気温 °C (°F) 8.3
(46.9) | 9.1
(48.4) | 12.6
(54.7) | 18.2
(64.8) | 22.5
(72.5) | 25.3
(77.5) | 29.3
(84.7) | 30.9
(87.6) | 27.1
(80.8) | 22.0
(71.6) | 16.4
(61.5) | 11.2
(52.2) | 19.4
(66.9)
日平均気温 °C (°F) 4.0
(39.2) | 4.5
(40.1) | 7.7
(45.9) | 13.4
(56.1) | 17.8
(64) | 21.4
(70.5) | 25.7
(78.3) | 26.9
(80.4) | 22.8
(73) | 17.0
(62.6) | 11.4
(52.5) | 6.5
(43.7) | 15.0
(59)
平均最低気温 °C (°F) 0.4
(32.7) | 0.7
(33.3) | 3.3
(37.9) | 8.9
(48) | 13.4
(56.1) | 18.0
(64.4) | 22.7
(72.9) | 23.6
(74.5) | 19.2
(66.6) | 12.7
(54.9) | 7.2
(45) | 2.5
(36.5) | 11.1
(52)
出典:理科年表
三入(安佐北区)の気候
【月】
【1月】
【2月】
【3月】
【4月】
【5月】
【6月】
【7月】
【8月】
【9月】
【10月】
【11月】
【12月】

最高気温記録 °C (°F) 16.6
(61.9) | 20.4
(68.7) | 23.0
(73.4) | 29.8
(85.6) | 33.7
(92.7) | 35.0
(95) | 38.9
(102) | 37.8
(100) | 36.9
(98.4) | 30.2
(86.4) | 24.9
(76.8) | 19.9
(67.8) | 38.9
(102)
平均最高気温 °C (°F) 8.4
(47.1) | 9.6
(49.3) | 13.5
(56.3) | 19.8
(67.6) | 24.5
(76.1) | 27.6
(81.7) | 31.0
(87.8) | 32.7
(90.9) | 28.4
(83.1) | 22.7
(72.9) | 16.6
(61.9) | 11.1
(52) | 20.49
(68.89)
平均最低気温 °C (°F) -0.4
(31.3) | 0.0
(32) | 2.5
(36.5) | 7.4
(45.3) | 12.4
(54.3) | 17.6
(63.7) | 22.1
(71.8) | 22.7
(72.9) | 18.6
(65.5) | 11.8
(53.2) | 6.1
(43) | 1.5
(34.7) | 10.19
(50.35)
最低気温記録 °C (°F) -8.1
(17.4) | -8.6
(16.5) | -5.0
(23) | -1.2
(29.8) | 3.2
(37.8) | 8.8
(47.8) | 14.8
(58.6) | 15.3
(59.5) | 8.0
(46.4) | 1.7
(35.1) | -2.7
(27.1) | -6.0
(21.2) | -8.6
(16.5)
降水量 mm (inch) 60.3
(2.374) | 75.2
(2.961) | 127.8
(5.031) | 138.9
(5.469) | 182.9
(7.201) | 256.7
(10.106) | 291.4
(11.472) | 143.1
(5.634) | 196.0
(7.717) | 92.9
(3.657) | 74.9
(2.949) | 56.7
(2.232) | 1,696.8
(66.803)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 9.9 | 10.0 | 11.1 | 10.0 | 10.0 | 11.6 | 11.9 | 8.5 | 10.2 | 7.1 | 7.6 | 9.0 | 116.9
平均月間日照時間 96.9 | 110.0 | 146.2 | 174.9 | 183.7 | 138.0 | 149.4 | 180.7 | 147.0 | 161.3 | 131.3 | 109.2 | 1,728.6
出典:気象庁

災害

水害

市域では豪雨・台風に伴う太田川の氾濫・洪水が歴史上何度も起きている。台風被害は1943年9月、1945年9月(枕崎台風)、1950年9月など9月・10月に集中している。特に原爆投下1ヶ月後に襲った枕崎台風では原爆で建造物がダメージを受けていたところに太田川の堤防決壊が加わり、数百人の死者・行方不明者を出す惨事となった。1960年代以降、太田川放水路開通や高瀬堰大芝水門設置などの治水対策により下流デルタにおける決壊・洪水は起きていない。一方でデルタ地帯では近年でも高潮による浸水被害が起きている。

1991年9月の台風19号(りんご台風)では、広島市で最大瞬間風速58.9メートルなど猛烈な風による高潮被害・塩害が広がり、長時間停電したり、街路樹や柑橘類などの果樹が枯死したりする被害が起きた。中国電力はこれをうけて管内の電柱に塩害対策を施したが、2004年9月6日の台風18号接近では市内で最大瞬間風速60.2メートル(広島地方気象台観測史上1位)の暴風が吹いて再び大きな被害を出し、対策不足が指摘された。

1999年6月末の集中豪雨(6.29豪雨災害)では広島市と呉市に被害が集中し、市内では佐伯区と安佐北区を中心に死者19名・家屋全半壊100棟を超す被害があったため、災害救助法および被災者生活再建支援法の適用を受けている。

2014年8月20日未明には市北部で3時間雨量が204mm(安佐北区三入)などの猛烈な雨が降り、安佐北区可部・安佐南区八木・同山本・同緑井などで同時多発的に大規模な土石流が発生し、死者74名、重軽傷者44名、家屋の全半壊255棟などの甚大な被害が生じた(→平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害)。

2018年7月の西日本豪雨では、安芸区矢野東で土砂崩れにより約20棟の住宅が倒壊。安佐北区では土砂崩れにより3人が死亡したほか、東区でも土砂災害が発生した。23人が死亡、2人が行方不明、全壊129棟、半壊233棟 となった。

土砂災害危険箇所

広島市は土砂災害危険箇所を合計6040か所指定している。内訳は安佐北区2085か所、佐伯区1019か所、安佐南区985か所、安芸区843か所などとなっている。高度経済成長期の人口増に伴い宅地開発が進んだが、造成対象地域は多くが平野部周縁の傾斜地・谷あいであったため、土砂災害の危

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出典:wikipedia
2021/10/10 23:33

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