菅野、特別なマウンドに=役割果たす4回無失点―WBC
3/8 23:26 掲載
菅野が引き締まった表情で、慣れ親しんだマウンドに上がった。2024年まで在籍した巨人の本拠地での登板。2連勝で迎えたオーストラリア戦は天覧試合で「これまで東京ドームでたくさん投げてきたが、味わったことのない雰囲気を若干感じた。その中で投げられる喜びが強かった」と振り返った。
一回は2死から連続安打で一、三塁のピンチを招いたが、5番デールを低めのスプリットで遊ゴロに打ち取った。二回は二つの空振り三振を奪い、三者凡退。三回は1死一塁から2番ミードを三ゴロ併殺に仕留めて笑顔を見せ、四回も得点を許さなかった。50球を投げて4回無失点と役割を果たし、勝利に貢献。「自分の仕事を全うしようということだけ考えた。立ち上がりでしっかり抑えることを意識した」
メジャー1年目だった昨季はオリオールズで30試合に先発し、10勝10敗、防御率4.64の成績。今年はロッキーズとの1年契約が2月にまとまったばかりで、チームの春季キャンプに参加してから日本代表の宮崎合宿に合流した。
侍ジャパンで最年長の36歳は「いいチームだと思う。このメンバーで頂点を取りたい」と言葉に力を込める。連覇を狙う日本の中で、ベテラン右腕は頼もしい存在になりそうだ。