東京金の高藤直寿が現役引退=「勝てない自分に価値ない」―柔道

3/9 17:29 掲載
東京金の高藤直寿が現役引退=「勝てない自分に価値ない」―柔道

柔道男子60キロ級で2021年東京五輪金メダリストの高藤直寿(32)=パーク24=が9日、現役引退を表明した。東京都内で記者会見に臨み、「勝てない自分に価値はないと思ってやってきた。選手としてひと区切りをつける」と述べた。


24年パリ五輪代表入りを逃した後、28年ロサンゼルス五輪を目指して現役を続行。しかし、左膝の靱帯(じんたい)を断裂した影響で昨夏の復帰後は結果を残せず、3回戦で敗れた昨年11月の講道館杯後に引退を決意した。「諦めたくない気持ちもあったが、現状を見てロス五輪は無理だろうと思った」と語った。


今後は所属先で指導者として後進を育てる。会見では、男子66キロ級で五輪連覇の阿部一二三から「高藤コーチとともに五輪3連覇を目指したい」と声を掛けられ、「みんなの夢をかなえるサポートをしていきたい」と決意を述べた。





◇高藤直寿の略歴


高藤直寿(たかとう・なおひさ)男子60キロ級。神奈川・東海大相模高3年時に11年世界ジュニア選手権制覇。東海大では13年に20歳で世界選手権初優勝。世界選手権は優勝4度。五輪は16年リオデジャネイロ大会銅メダル、21年東京大会金。小内刈りを軸に肩車など多彩な技を持つ技巧派。32歳。栃木県出身。




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